【カイロ時事】国際移住機関(IOM)は11日、イエメン沖で9、10両日に相次いでソマリアやエチオピア出身の移民や難民が密航業者にボートから海に突き落とされた事件で、新たに4人の遺体が見つかり、これまでに39人の死亡を確認したと発表した。依然31人が行方不明だが、生存は絶望視されている。IOMは「著しい人命軽視だ」と批判している。

 密航業者はボートがイエメンの海岸に近づいた際、当局の摘発を逃れようと9日に120人以上、10日にも約180人を海に突き落とした。移民らは内戦状態のイエメン経由で、裕福な湾岸諸国を目指していたとされる。

 IOMによると、このうち10日に何とか上陸した人々のうち、13人は疲れ果てて砂漠地帯に向かって歩ける状態ではなかったため、水や食料を求めて上陸した砂浜に戻ってきたという。 

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