2020年には、日本の教育が大きな転換点を迎える。学習指導要領が変更になるほか、センター試験のかわりに「大学入試共通テスト」が始まるのだ。

そうした教育の変化を、子供を持つ女性たちはどのようにとらえているのだろうか。学研プラスは東京・埼玉・千葉・神奈川に住む、30~40代の母親220人を対象に「2020年の教育」に関するアンケートを実施。9月8日に結果を発表した。

8割近くの母親が「子どものうちからプログラミングやITの知識が必要」と回答

「2020年に高等学校と大学の教育内容、大学入試が大きく変わる『教育改革』が実施される予定なのを知っていますか?」という質問に対して、「知らない」と答えた人は55.9%に上り、「知っている」の44.1%を上回った。教育改革まで3年を切っているが、意外と知らない人が多いようだ。

2020年からは小学校でプログラミング教育が始まる。「子どものうちからプログラミングやITの知識を身につけることは必要だと思いますか」と聞いたところ、「とても必要だと思う」(28.6%)と「少しは必要だと思う」(48.2%)と答えた人は合わせて76.8%に達した。

しかし子どもに習わせようという人はそれほど多くない。「2020年に向けて、子どもの習い事で始めてみたいもの」として最も多くの人が挙げたのは英会話で、3割近い人が回答している。次いで水泳やダンス・体操と回答した人も多かった。プログラミングと答えた人は2割に満たなかった。。

また子どもが将来、社会で活躍するためには、「コミュニケーション力」が必要だと答えた人は60%を超えた。それぞれ40%前後の人が答えた「創造力・イノベーション力」、「物事を柔軟に捉える力」を大きく上回っている。

調査を実施した学研プラスは、

「若者の『コミュ力』不足が懸念されるなか、グローバル化がいっそう進む未来では『コミュニケーション力』が何より重要と考えるママが多いようです」

と解説していた。