9月27日大阪地裁で彫り師に対して、医師免許を持たずに刺青を入れたとして一審で罰、15万円が言い渡されました。刺青は有りか否かという議論に一石を投じたと言えるでしょう。  

 この彫師の方は映像で見る限り、タトゥーでしたので刺青裁判というの当てはまらないかもしれません。の解釈では刺青画、タトゥーアメリカンコミックという見方です。どちらが良い、悪いではありません。好みの問題です。  

 さて、テレビをつけてみると、刺青タトゥーを入れた有名人がたくさんいる事に気づきます。特にスポーツプロ野球では外国人選手がかなり多く入れてます。サッカー陸上などもそうです。と言っても、日本人で入れている人はほとんど見当たりません(いるかも知れませんが......)。  

 刺青タトゥータバコと似ていると思っています。タバコはよく言われていることですが、愛煙はそれを承知で吸っています。また、席などで隣で吸われ、副流煙で不愉快な思いをさせていることもあります。それに対し、気を遣って席を離れたり、断ってから吸ったりします。  

 刺青タトゥーも同様です。刺青タトゥータバコ同様、嗜好の問題です。席で袖から刺青がのぞいていたことを不愉快に思う人がいるでしょう。それを注意されたら隠すのが、大人の対応です。注意されなくても「不愉快に思う人もいるんだろうな」と想像することが大切ではないでしょうか。  

 最近は堂々としすぎなような気がします。それだけ市民権を得てきているのかも知れません。引退を表明した安室奈美恵タトゥーは有名です。それを言えば、ミュージシャンで入れている人はかなり多くなりました。海外からの旅行者も入れている人がたくさんいます。見慣れてきたとは思います。  

 今回の裁判はその潮に対して、注意をしたと取ることもできます。前例を作りだがるのが法だからです。しかし、医師免許を取って彫師になる人などいるでしょうか。  

 こういう例えはどうでしょう。  

 小さな飲み屋やバーマスターママが作る、アテや料理があります。調理師免許を持っている人は多くないと思います。それでも料理の上手な人はいますし、それ当てでお店に来る人もいます。むしろ、き物よりちょっとした料理を出してくれた方が飲ん兵衛にとっては嬉しいものです。食べる側も料理を出す側も自己責任です。  

 の知り合いの彫師はどんぶり(手首から足首まで全身入っている)です。ちなみに和彫りです。彼は「刺青なんて自己満足です」と言っていました。「人に見せるものではないです」とも。彼以外でも、周囲の特に、和彫りの知り合いでそういうことを言う人は多いです。

 刺青タトゥーは「すみません。こんなの入れています」くらいの態度が必要ではないでしょうか。もし入れていて、それを堂々と出して歩いたとします。不愉快になる人、おびえる人は絶対にいるはずです。逆に、もしかしたら喧を売られるかもしれません。それを覚悟してほしいものです。自己責任だからです。(久田将義)    

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