プレミアムフライデーが全く普及せず、早くも月末から月初への変更が囁かれる中、今度は「シャイニングマンデー」なるものが生まれるかもしれない。公明党は10月5日に発表した衆院選のマニフェストの中で、月曜日の午前中を半休にする「シャイニングマンデー」を掲げている。

月曜午前に休めるようにして、週末・週明けの消費拡大に繋げる

同党は、衆院選の重点政策として「教育負担の軽減へ」、「力強く伸びる日本経済へ」「人を育む政治の実現へ」「復興・災害対策の強化へ」の4つを挙げている。このうち「力強く伸びる日本経済へ」では、軽減税率の実施や働き方改革の実現、成長戦略の加速を目指すとしている。

働き方改革では、時間外労働に罰則付きの上限規制を導入する他、勤務終了から翌日の始業までの一定の時間を設ける「勤務間インターバル制度」を促進していく。そうした様々な施策の一環として「シャイニングマンデー」の普及を促すという。マニフェストには、

「月曜午前を半休にする『シャイニングマンデー』(仮称)の普及促進や有給休暇の取得促進など、働き方・休み方改革を進め、週末・週明けの消費拡大にもつなげます」

とある。

月曜日の午前中が休みとなれば、日曜日も遠出をしたり、飲み会に行ったりしやすくなる。週末につい夜ふかしをしてしまい、月曜日の朝が辛いという人にとっても嬉しい政策ではないだろうか。ネットには「名前はアレだけど、本当ならいいよね」と歓迎する人もいた。

一方で、批判的な声も少なくない。

「有給を消化の義務を会社に与えるとか、夏休みにバカンスを取れる制度とか作ってください」
「サービス残業をなくせばプレミアムフライデーもシャイニングマンデーも必要ない」

また筆者(編集部N)は略称がどうなるのかとても気になった。プレミアムフライデーは「プレ金(ぷれきん)」と略しているが、シャイニングマンデーはどう略せばいいのだろう。「シャイマン」だろうか。

「2016年のアンケート調査の時に、政策案に含まれていた」

同党の広報担当者に「シャイニングマンデー」提案の背景を聞いたところ、「以前から政策案としてはあった」という。

「党の青年委員会が全国規模で若者に街頭アンケートを実施し、ニーズを調査したことがありました。この時すでに政策案として月曜日の午前半休というものが含まれていたんです」

同党は2016年、5つの政策案について、全国の若者1000万人以上にヒアリングを行っている。政策案には、「非正規雇用の待遇改善」「無料で使える公衆無線LANの充実」「不妊治療の公費助成、幼児教育の無償化」「出会いをつくる『婚活』、新婚世帯の生活を支援」といった政策と共に、「月曜午前半休の促進など、働き方・休み方を見直し」が並んでいた。

また、シャイニングマンデーというネーミングから、プレミアムフライデーを連想してしまうが、「プレ金は関係ないです」と語っていた。