[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年10月12日放送の「特報THEスライドショー」では、自転車事故と自転車保険について取り上げました。

10月1日福岡県では自転車保険の加入が努義務になりました。必ず保険に加入しなければいけないという訳ではありませんが、知っておいた方がいい情報です。

自転車保険への加入が周知されていないせいか、福岡県内でも自転車保険の加入義務があるということを知らない人がほとんどでした。

この自転車保険の加入義務の重要ポイントは、「なぜ今、義務化なのか」という点と「自転車保険について」です。

自転車保険にも様々なものがあり、典的なものは次のような額になっています。

他人に損を与えた 1億円
自分が死亡した 300万円
後遺障が残った 300万円
入院した 1日4000円
通院した 1日4000円
手術した 1回4万円

自分がケガをしたり死亡したりするよりも、他人に被害を与えた時の補償額が大きいことが分かります。また、年間の掛け7000円程度です。

福岡県保険加入を努義務の対としたのは、他人に損を与えた場合のもので、賠償責任保険というものです。

他人へ損を与えた時に補償される保険は、おおよそ掛けが年間2500円程度となっています。

自転車事故で自己破産するケース

なぜ他人への損を賠償する保険を努義務としたのかというと、自転車事故で自己破産するケースが出てきたからです。

2008年男子児童が坂を下った時に女性62歳)をはね、その女性は寝たきり生活となりました。裁判となり、2013年に児童の母親9521万円の賠償命令が下りましたが、その家族自転車保険に入っていなかったため、支払いができず自己破産を申請することになりました。

自転車による事故で、死亡するケースも増えているため、自転車同様の賠償命令が下る可性があるということで、自転車保険への加入を勧める自治体が増えてきました。

2015年兵庫県では自転車保険への加入を義務化し、2017年には名古屋市鹿児島県でも加入を義務化することとなりました。加入の義務化をしていますが、入らないからといって罰則を受けることはありません。

初の自転車保険への加入を義務化した兵庫県では、義務化前は24.3の加入率だったのが、現在では64.7まで上昇しています。

私が住む地域は、自転車保険の加入をしましょうという案内が頻繁に来ます。年間5001000円で入れる保険なので、自転車に乗っているほとんどの人が入っています。都市圏になればなるほど保険に入らない人が多いようです。(ライターぴよこ

自転車(halfrainさん撮影、Flickerより)