視聴者を楽しませる芸能人たちは、カメラの前で理性を失うことは少ないもの。ただ、中には共演者の振る舞いなどに耐えきれず、マジギレしてしまう者もいるようだ。


●大島美幸

 2013年に放送されたバラエティ番組『10匹のコブタちゃん』(フジテレビ系)では、森三中・大島美幸が登場し、キングコング・西野亮廣に対する怒りを爆発させている。

 大島は、夫で放送作家の鈴木おさむが手がけた小説『芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~』(太田出版)について西野がTwitterで批判したことに言及。「旦那を悲しませた西野、お前に言ってやる。キングコング西野、お前な、全然面白くねーんだよ!」と言い放った。大島のように、芸能人がカメラの前で怒りを露わにした例は意外に多い。


●KABA.ちゃん

 タレントのKABA.ちゃんは、比較的温厚な印象があるものの、カメラ前で切れた芸能人の1人。過去にバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、出演者の熊田曜子が「冷えた耳たぶを触りたくなる」と語った。MCのダウンタウンに「落ち着くの?」と聞かれた熊田は「落ち着くんです」と言いながら隣のKABA.ちゃんの耳に手を伸ばす。すると、KABA.ちゃんを挟んで熊田とは反対に座っていた出演者が、KABA.ちゃんの“熊田側”の耳を触った。熊田に耳を触られたと勘違いしたKABA.ちゃんは体をビクッとさせ、「テメェ、触んじゃねぇよ!」と低い声で熊田を恫喝。その表情は明らかに素でキレており、その後KABA.ちゃんはダウンタウン・浜田雅功に頭を叩かれていた。


●水道橋博士

 浅草キッドの水道橋博士はキレて番組降板までしてしまった人物。2013年に放送された『たかじんNOマネー』(テレビ大阪)に出演した際、生放送の議論の最中に政治家・橋下徹が「小金稼ぎのコメンテーター」と発言。これに対してコメンテーターとして出演していた水道橋博士は、「橋本さんが“小金稼ぎの”って冒頭で言ったんで、あの僕、今日で番組を下ろさせて頂きます」と静かなトーンでコメントする。

 スタジオが静まり返る中、水道橋博士は「3年間有難うございました」と言ってその場を立ち去った。出演者の一言で番組降板までに及ぶのは珍しいケースだったこともあり、話題性のある事件として世間は盛り上がった。時をへて水道橋博士は「あれは橋下氏がかつて生放送中に途中降板したのを模倣したパロディだった」と告白している。


●哀川翔

 哀川翔はドッキリ企画にマジ切れ。2016年に放送された『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)に出演した際、“ケーキが爆発する”ドッキリをしかけられる。飛び散ったクリームで服や顔が汚れた哀川は「いい加減にしろよ」と一言。服を床に投げ捨てると、ナインティナイン・岡村隆史から「ドッキリ大成功」のプラカードを奪い取り、それも床に叩きつける。異様な緊迫感の中、岡村も矢部浩之も真顔で謝っていた。


●ガッツ石松

 元ボクシング世界チャンピオンのガッツ石松は、現在は天然キャラとして愛される存在。しかしお笑い芸人・陣内智則は2016年に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演した際、ガッツに本気でキレられたエピソードを披露している。ある特番に出演した際、ガッツとクイズコーナーで同じチームになった陣内。番組の最中にガッツを突っ込むチャンスを見つけ、「やかましいな!」とガッツの頭を叩いたところ、ガッツがマジ切れ。陣内を殴り返し、怒ってそのまま帰ってしまったという。

 一時的に頭に血がのぼってしまった様子のガッツ。その後、陣内がガッツに謝罪して、今では仲良くなっているようだ。

※イメージ画像は、「Thinkstock」より

イメージ画像は、「Thinkstock」より