『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ監督が、ナチス・ホロコースト以前に150万人が犠牲となったアルメニア人大量虐殺事件をテーマに、悲しみの歴史に翻弄された男女3人の運命を描く『THE PROMISE/君への誓い』の公開が決定し、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

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 オスマン帝国(現在のトルコ共和国)によるアルメニア人大量虐殺事件は、現在のトルコ政府が虐殺の事実を認めていないことから、これまで政治的タブーとして表立って語られることが少なく、多くの人にとって“知られざる歴史”であり続けてきた。本作はこの史実を基にした、壮絶な人生を生き抜いた3人の男女の狂おしくも切ないラブストーリーであり、正義を貫き通した人々のヒューマンドラマである。

 “20世紀最初のジェノサイド”に正面から向き合ったのは、ルワンダ虐殺の真っ只中で人命を救うために尽力したホテルマンの実話を描き、日本では劇場公開を求める署名運動まで巻き起こった『ホテル・ルワンダ』の名匠テリー・ジョージ。悲劇を前に葛藤する人間を描き続けてきた才人が、再び歴史的な惨劇に光を当てる。

 キャストには、主人公の医学生・ミカエルに『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のオスカー・アイザック、運命の女性・アナにはカナダ出身でフランスを拠点に活動する『イヴ・サンローラン』のシャルロット・ルボン、人道派のジャーナリスト・クリスには『ダークナイト』三部作の“バットマン”として知られ、『ザ・ファイター』ではオスカーを受賞したクリスチャン・ベイルを迎えた。さらにフランスからジャン・レノ、アメリカからジェームズ・クロムウェルとベテランの名優が参加し、それぞれに実在したフランス海軍提督とアメリカの外交官を演じている。
 
 今回解禁された予告編では、激動の中で起きるアルメニア人の決死の抵抗と、男女3人のドラマ、そして彼らを救い出そうと奔走する諸外国の動きが壮大なスケールで描かれている。一方のポスタービジュアルは、悲劇に翻弄されながらも、運命に抗う強い意志を感じさせる3人の姿と「生き残る―。正義を貫き、すべてを語り継ぐために。」のキャッチコピーが印象的な仕上がりとなっている。

 映画『THE PROMISE/君への誓い』は、2018年2月3日より公開。
『THE PROMISE/君への誓い』ポスタービジュアル(C)2016 THE PROMISE PRODUCCIONES AIE-SURVIVAL PICTURES,LLC. ALL Right Reserved.