タレントの清水アキラ(63)が覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された息子のタレント・清水良太郎被告(29)と面会するため同被告が拘留されている警視庁目白署を訪れ、「保釈を認めない」ことを伝えたと明らかにした。

 良太郎被告には28日の時点で裁判所からは保釈許可が出ているものの、家族からは150万円の保釈金は納付されなかった。これで良太郎被告は年明けの公判までの期間を留置所で過ごすことになった。しかし、こうしたアキラの対応には意見が分かれている。

「アキラが保釈を認めなかったのは『反省するための期間として短すぎる。もっと反省すべき』といったものでしたが、このタイミングでの釈放は清水家にとってマスコミのパニックを招くだけ。芸能界からはアキラのこうした厳しい対応に『親として苦しい決断だったはず』と擁護の声が上がる一方、SNSでは『面会に行かないはずが早くも撤回。こうした甘さが良太郎を転落させたのに』といった厳しい見方も多い」(週刊誌記者)

 1日放送の『バイキング』(フジテレビ系)でもこの一件を特集。MCの坂上忍(50)は「保釈を認めない、その判断ができるアキラさんは偉い。アキラさんを親バカというやつに腹が立つ」と擁護した。しかし一方で、おぎやはぎの小木博明(46)は「保釈させないのがお互いのメリットになっている」と冷静に分析。さらに「アキラさんはイメージ良くなった。世間にアピールできて」と皮肉っている。

 逮捕された翌日の会見でアキラは、号泣しながら「話もしたくない」「事務所はクビにして、自分で歩いてもらいたい」と突き放していたが、実際に良太郎被告を前にして発したのは「俺たちは何があってもお前の家族だから」という、まったく正反対のもの。良太郎被告に1億円の豪邸をポンとプレゼントした親バカの本領発揮だった。

「アキラは過去に歌手の酒井法子(46)が薬物で有罪判決が出た際に、芸能界での仕事復帰に賛成の意を述べるなどコンプライアンスへの認識が甘かった。アキラはしきりに“家族”ということを連呼していますが、それなら覚せい剤の常習が疑われる良太郎被告をリハビリ病院やダルクへ強制的に入れるなど他にやるべきことがあるはずです。今回は被害者女性の通報によって明るみになった刑事事件で、そうした被害者に対する謝罪などもまったくない。そうした配慮が欠けている上、相変わらずのアキラの“甘さ”を指摘する声は少なくありません」(芸能関係者)

 解雇はしたものの、親子の縁を切ったわけではない。しかし、こうして毎度のように手を差し伸べることが果たして被告本人の更生につながるのか、今後も批判は免れないだろう。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
保釈させない…清水アキラ、良太郎被告との”涙の面会”に賛否が渦巻く