人気アイドルグループ・AKB48を卒業し、芸能界を引退することが決まっている島田晴香が、11月3日より公開されるマーベル映画最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』をいち早く鑑賞。ソーを中心に“チーム”で戦うその姿に、自身のこれまでの活動を重ね合わせながら、苦楽を共にしてきた仲間一人一人の大切さを改めてかみしめた。

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 シリーズ累計興行収入全世界NO.1の「アベンジャーズ」シリーズの最新作として注目を集める本作は、アベンジャーズの一員である雷神ソーを中心に、新たな戦いを描くバトル・アクション。死の女神ヘラにより故郷を奪われたソーは、最強の敵を倒すべく、盟友ハルク、義弟にして宿敵のロキ、戦闘力MAXの訳あり女戦士ヴァルキリーらと型破りなチーム“リベンジャーズ”を結成し、極限のバトルに挑む。

 ドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)で最強レスラー“ユンボ島田”を演じ、激しい肉弾戦を披露した島田。私生活でも無類のアクション映画好きだそうで、ノンストップで展開するバトルの嵐に、「メチャクチャ面白かった!」と興奮気味。「アベンジャーズのメンバーとして、ソーのことはもちろん知っていましたが、ここまで彼の魅力に触れたのは初めて。この作品だけでも十分楽しめますが、これをきっかけに、『アベンジャーズ』シリーズをもっと見たいと思うようになりました」と声が弾む。

 今回は、アベンジャーズならぬ“リベンジャーズ”という新たなチームで、個性豊かなメンバーが集結しているが、「やはり強い女性に目がいく」という島田は、好きなキャラクターにヴァルキリーを挙げる。「自分がもし、この映画に出演するなら、ヴァルキリーのような女戦士がいいですね!過去のある出来事がきっかけで、ソーたちに協力するのですが、熱い思いを背負って戦う姿が素直にカッコよかったです」とゾッコンの様子。

 さらに、ソーの宿敵である死の女神ヘラの圧倒的な“強さ”にも惹かれるという島田。「女性でありながら、男性に負けない力強い殺陣が素晴らしかったですね。一つ一つの動きがピタッと決まり、その佇まいも美しかった」と絶賛。「私もプロレスラー役をやっているときに、思わず観客が沸くようなスゴ技をやりたいと思って、コーチに“私を女として見ないでください!”と直訴したことがあるんです。動画サイトなどでプロレスを研究して、バックドロップなど難易度の高い技に私もいろいろ挑戦してきたので、ヘラのあの動きは憧れますね」と、もはや格闘家目線でアクションを語る。

 本作では、最強の敵ヘラによって絶望的な状況に追い込まれたソーが、チームの力を支えに、大切な故郷を守るため再び立ち上がる姿が描かれている。AKB48の卒業、そして芸能界引退を目前に控えた島田にとって、約8年の活動を振り返る中で、チーム一丸となって“これは戦い抜いたなぁ”と心から実感できる経験はあったのだろうか。

 「4~5年前の話になりますが、当時、AKB48は、チーム「A」「K」「B」の3チームで成り立っていたのですが、そこに、大場美奈(現SKE48)をキャプテンに若手中心のチーム4を作ろうということになって、私もその一員になりました。ところが、メンバーはほとんど同期の子。右も左もわからず、スタッフさんや先輩方から日々厳しい言葉を受け、それこそ、チーム全体が絶体絶命だった」と振り返る。

 さらに追い打ちをかけるように、「キャプテンの大場が長期離脱することになり、私がキャプテン代理としてチームを任されることになったのですが、大場とお互いに支えあってきたので、彼女がいなくなったことで私自身の気持ちも爆発寸前だった」と当時の心境を明かす。「そんな時に声をかけてくれたのが、同期の横山由依(現AKB48総監督)でした」。先輩が大勢いる他チームで揉まれていた横山は、その経験を基にした的確なアドバイスで島田を必死に支えたという。

 「あの時は本当に救われました。気持ちを立て直し、大場が“早くチームに帰りたい!”と思ってもらえるような環境を整えるために、残された15人が一丸となって、なんとかがんばり抜くことができたと思います」。今となってはいい思い出であり、貴重な体験だ。本作を観ながら、「ふと、チーム4のことが頭をよぎった」という島田。「改めて仲間一人一人の大切さを感じました。私はAKBというチームからは去りますが、仲間は一生残るので、それだけでもAKB48に入って本当に良かったと心から思います」。苦楽を共にした仲間たちへ、精一杯の思いを言葉に込めた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金)より全国公開。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』を鑑賞した島田晴香にインタビュー クランクイン!