ボルシアMGのグリフォ、ホッフェンハイム戦の華麗なアシストが話題に

 

 昨季ブンデスリーガでフライブルクを7位に躍進させた立役者の一人で、今季ボルシア・メンヘングラーバッハ(ボルシアMG)に移籍したイタリアMFヴィンチェンツォ・グリフォが、観る者を魅了する超絶アシストを披露し、称賛のが巻き起こっている。

 

 膝の負傷により開幕から離脱が続いていたグリフォは、9月30日に行われた第7節ハノーファー戦(2-1)で途中出場ながら新デビュー。そして10月28日の第10節ホッフェンハイム戦(3-1)で今季3試合の出場で初スタメンを飾ると、0-1で迎えた後半に2アシストと鮮やかな逆転勝利を演出した。

 

 なかでも、この試合のハイライトとなっているのが、後半34分に生まれたドイツ代表DFマティアス・ギンターの決勝点を導いたグリフォの超絶アシストだ。ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルは、「ワールドクラスアシスト、“魔法のグリフォ”がホッフェンハイムの守備を突き破ってダンスする」とのタイトルをつけて動画を紹介。様々な度からの映像スロー再生、足下をルーペのような画像でアップにして映すなど、手の込んだ仕上がりとなっている。

 

 このシーンは、左サイドボールを受けたベルギー代表FWトルガン・アザールが、ペナルティエリア手前でドリブルを仕掛け、中央に切れ込んでいくところから始まる。一度キックフェイントを仕掛けてマーカーをかわしにかかるも、ボールが足下に入りすぎてしまいスローダウン。相手DFが一気に間合いを詰めると、アザールは苦し紛れに中央に向かってパスを放ち、これが相手DFの足に当たってコースが変わり、ペナルティエリアから10メートルほど手前にいたグリフォの足下に飛んだ。

 

 

独メディアも称賛「偉大なアシスト」

 

 グリフォはこのボールをピタリと足下に止めると、相手最終ラインとの距離があると見るや、シュートモーションに入る。その動きを見てホッフェンハイムのDFシュテファン・ポシュが一気に間合いを詰めると、グリフォはキックフェイントから2タッチでひらりとかわし前進。すかさず左から相手MFデニス・ガイガーが進路を阻むようにスライディンタックルを仕掛けるが、この動きも見切ったグリフォは足裏ボールを引いて再び2タッチでかわし、ペナルティエリア内に侵入した。

 

 危険を察知したホッフェンハイムは、再び左から今度はMFレム・デミルバイMFケビン・フォクトが二人がかりでタックルを仕掛ける。その間、グリフォは自らの左側でフリーになっていたギンターを見つけ、ガイガーをかわしてから3タッチで柔らかなパスをフォクトの股下に通してゴールを演出した。

 

 卓越した技術が満載の超絶アシストを、ドイツの各メディアも報じており、「ドイチェ・ヴェレ」は第10節の“マッチデー・モーメント”に選出し、「偉大なアシスト」と讃えた。また「フランクフルター・アルゲマイネ」も、「傑出したグリフォのドリブル」と伝えている。

 

 2連勝を飾ったボルシアMGは、これで6位に浮上。上位進出へ向け、イタリアテクニシャン存在感はさらに高まりそうだ。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージ写真 photo by Getty Images

 

 

【動画】ブンデス公式YouTubeチャンネルが公開した、ボルシアMGグリフォの“ダンスドリブル”からの超絶アシスト

 

 

ブンデス公式YouTubeチャンネル開した、ボルシアMGリフォの“ダンスドリブル”からの超絶アシスト

 

 

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