「おにぎり」の値上げに、戸惑う声がよせられている。

「おにぎり」刷新・値上げが相次ぐ

コンビニやスーパーなどで、「おにぎり」の値上げが相次いでいる。

ローソンは10月、「おにぎり屋」のリニューアルに伴い、一部商品の値上げに踏み切った。販売数ナンバー1の「手巻おにぎりシーチキンマヨネーズ」は、これまで税込110円だったのが税込み116円になった。

日本農業新聞によると、「単純な値上げとならないように付加価値を高めたうえで価格を見直した」そうで、従来品よりもシーチキンマヨネーズの重量を約6割増やし、専用マヨネーズを使い卵のコクと旨みもアップしたという。

出典:「ローソン」ニュースリリース

ローソンのおにぎり/「ローソン」ニュースリリース

セブン・イレブンも今年4月に「手巻おにぎり」を全面リニューアル。よりふっくら厚みのある握り方への変更や炊飯方法、包装フィルムを改良。同店のおにぎりは、現在、手巻おにぎり熟成仕立ての紅しゃけが税込140円、一粒梅が税込130円ほどで販売されている。スリーエフも今年度、一部おにぎりの価格を見直した。

「業務用米」価格上昇で

おにぎりの値上げが相次いでいるのは、「業務用米」の取引価格が上昇している影響だという。

政府が進める「飼料用米への転作促進」や、より収益が見込める「ブランド米」へのシフトなどで、業務用米が品薄になっており取引価格が年々上昇。2014年は1キロ200円を下回ることもあった取引価格が、2016年産は1キロ260円程度と大幅に値上がりした。

2017年産は1キロ300円を超えるという予測もあり、今後も小売店でおにぎり等の値上げや、米の量を減らすなど実質値上げに踏み切るケースが増える見通しだ。

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おにぎり/fotolia

ネット上には「買わなくなる」という声も

相次ぐ値上げについて、ネット上には「やっぱり値上がりしてるよね」「人件費抑制ではなく、価格に転嫁するのは正しいこと」「デフレ脱却ってこういうこと」という声が寄せられている。

一方で、「庶民の食べ物の代表も値上げですか」「困ったな」「賃金は上がらないのに」「地味に痛い」「一番安い昆布が150円あたりになると、買わなくなるかな」「セールでしか購入する人がいなくなりそう」と戸惑う声もあった。

おにぎりの値上げが相次ぐ…ネット上には「買わなくなる」という声も