日本郵政が14日発表した2017年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比20.3%増の1801億円となり、中間期として5年ぶりの増益を確保した。利益の大半を稼ぎ出す傘下のゆうちょ銀行の業績回復が寄与した。売上高に相当する経常収益は2.7%減の6兆3796億円で、民営化以降では最低となった。

 ゆうちょ銀は増収増益。マイナス金利が逆風となり、保有する日本国債の受取利息が落ち込み、資金利益が112億円減となったが、外国為替売買益が487億円増え、経常収益と利益を押し上げた。かんぽ生命は、保険料の見直しにより新規契約が減少し、経常収益が6.4%減。ただ、利益率の高い契約の割合が増え、利益は改善した。