ミキッチの契約満了ニュースが発表された翌日、元広島の塩谷がツイートで言及

 

 J1サンフレッチェ広島は13日、MFミキッチと来季の契約を結ばないことを発表した。2009年の加入以降、広島一筋を貫いてきたクロアチア人ウイングバック(WB)の今季限りでの退団は大きなニュースとなったが、かつてのチームメイトで現在はUAEのアル・アインに所属する元日本代表DF塩谷司は、「広島以外でプレイしてるところが想像できない」とツイッターに驚きと感謝を綴っている。

 

 広島で9年間プレーしてきた37歳の契約満了ニュースは、日本から8000キロ以上離れた遠い海外の地にも届いていた。

 

 今シーズン途中に広島からUAEの強豪アル・アインに移籍した塩谷は、14日に自身のツイッターを更新。12年8月にJ2水戸ホーリーホックから広島に移籍後、5年間苦楽をともにしたミキッチの一報を受け、元チームメイトへの思いを綴った。

 

「ミカには本当に感謝しかない。一緒にプレイする中で本当に成長させてもらった。人としても選手としても本当に尊敬できるミカ。広島以外でプレイしてるところが想像できないけど。ミカと共にプレイできた事を誇りに思います。ありがとうミカ!!」(原文ママ)

 

 

「人としても選手としても本当に尊敬できる」

 

 塩谷の加入以降、広島はクラブ史上初のJ1優勝をはじめ、リーグ連覇、3度目の優勝とタイトルを獲得。その間、ミキッチは常にサイド攻撃の主軸として君臨してきた。プロフェッショナルな姿勢に選手からの信頼も厚く、塩谷もその一人として感謝の言葉を述べている。

 

 ミキッチは09年から広島一筋でプレーしたが、Jリーグの同一クラブで9年続けて出場したのは、FWジュニーニョ(元川崎フロンターレ)、GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)と並んで外国籍選手で最長だ。ミキッチはクラブを通じた声明で「自分を戦力として必要としてくれるチームがある限り、そのチームのために全力で走り続けたい」と新天地での現役続行を希望しているが、“広島のミキッチ”の印象が強く、塩谷は別のチームのユニフォームを着たミキッチの姿が想像できないという。

 

 出会いがあれば、別れもあるのが世の常。それでも、サッカーを通じて分かち合った苦悩と喜び、培った友情はいつまでも二人の心をつないでくれるに違いない。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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