ヴェントゥーラ監督、ブッフォンと対照的にTVインタビューを振り切って足早に帰路へ

 

 イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を逃した欧州予選プレーオフのスウェーデン戦後、テレビのインタビューから“逃走”した後に辞任したことが明らかになった。国営放送「RAI」などのイタリアメディアが一斉に報じている。

 

 敵地での初戦を0-1で落とし、ホームで迎えた運命の第2戦。ボール支配率70%以上を記録しながら、決定的なチャンスはほとんどなく、攻撃は“ゴリ押し”に終始した。選手起用から戦術選択まで、批判にさらされ続けたヴェントゥーラ監督は、試合を終えると中継担当局によるインタビューを振り切ってスタジアム内へ足早に去った。

 

 涙ながらにインタビューに応じた主将のGKジャンルイジ・ブッフォンとは対照的な姿に、メディアからは「逃走」と非難されている。

 

 そして、ヴェントゥーラ監督はイタリアサッカー連盟に対して辞任を伝えたという。イタリアサッカー連盟は、W杯出場権を得る前の時点で2020年の欧州選手権まで契約延長したことを発表し、大きな批判を浴びてきた。しかし、この辞任により契約も白紙となり、今後は後任の選定をすることになる。

 

 昨年の欧州選手権・準々決勝でPK戦の末にドイツに敗れたものの、チーム作りが高く評価されたアントニオ・コンテ監督(現チェルシー監督)の後を受け継いだヴェントゥーラ監督だったが、その終わり方も後味が悪いものになった。

 

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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