衝撃の予選敗退決定後、デ・ロッシとバルザーリが代表引退を発表

 

 イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃した。大ベテランのGKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)に続き、MFダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)とDFアンドレア・バルザーリ(ユベントス)も代表引退を発表した。

 

 デ・ロッシは、所属クラブであるローマの公式サイトを通じて声明を発表。「誰かが亡くなったわけではないが、お葬式のような雰囲気」と敗退のショックを語り、「人生とキャリアを懸けた道だった。このシャツを着るのが最後だと考えるのは辛いこと。しかし、僕の(イタリア代表としての)冒険は終わった」と代表キャリアに幕を閉じることを決断した。

 

 デ・ロッシはW杯と欧州選手権にそれぞれ3度ずつ出場。2006年ドイツW杯ではグループステージ第2戦で退場し、4試合出場停止処分を受けながらも決勝のフランス戦で復帰。PK戦キッカーとしてきっちり成功押させ、優勝メンバーの一人となった。イタリア代表では歴代4位の通算117試合出場という偉大な記録を残した。

 

 また、伊紙「トゥットスポルト」は、長年最終ラインを支えたバルザーリも代表引退を表明したことを報じた。同じく06年W杯優勝メンバーの36歳は、この衝撃の敗退を「フットボール人生最大の失望」と表現している。

 

 スウェーデン戦後に涙のインタビューに応じたブッフォンに続いて、デ・ロッシとバルザーリの代表引退。ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督も退任となることは確実と、混迷のサッカー大国イタリアは大きな転換期を迎えることになりそうだ。

 

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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