15日午前6時半ごろ、三重県亀山市安坂山町の新名神高速道路下り線の鈴鹿トンネル内で、軽乗用車や乗用車など3台が絡む事故があり、軽乗用車に乗っていた男性3人のうち2人が死亡、1人が心肺停止状態となっている。乗用車の1人も軽傷を負った。

 県警高速隊によると、現場は片側3車線で、最も左の走行車線を走行していた軽乗用車が前方の大型トラック(13トン)に追突した。軽乗用車は弾みで道路を横切って右側壁にぶつかり、最も右の追い越し車線で横転した。そこに後方から来た乗用車が衝突した。

 軽乗用車の3人は10~20代で、いずれも大阪府の清掃会社員とみられ、高速隊が身元の確認を急いでいる。助手席と後部座席にいた2人が全身を強く打って死亡し、運転していた男性は三重県四日市市の病院に運ばれた。同県鈴鹿市で清掃業務を終え、会社に戻る途中だったらしい。

 津市の男性(52)が運転する乗用車の助手席にいた妻(49)が軽傷、名古屋市から大阪府吹田市へインスタントコーヒー2トンを運んでいる途中のトラックを運転していた愛知県清須市の男性(46)にけがはなかった。乗用車の男性が「横転した車に衝突した」と110番したという。

 現場は三重・滋賀県境の鈴鹿トンネル内でほぼ平たんな直線。【山本萌】