中国大陸・香港・台湾と、毎年非常に多くの中華系観光客が日本にやってくる。その目的は様々だが、買い物を目的にした人も多い。そして、ショッピング目的の人たちの多くは、「現地で日本製品を買うよりいっそ日本に行って買ったほうがはるかに安い」と考えているようだ。

 中国メディア・今日頭条は27日、「日本の空港で買ったのと同じ物を台湾の空港で買ったら値段が4倍だった」とする記事を掲載した。記事は「台湾のネットユーザーがSNS上で、成田空港で日本酒の獺祭を購入したら2200円だった。同僚が台湾の桃園空港にある免税店で同じ獺祭を購入したらなんと2270台湾ドル(約8420円)もしたと紹介している。値段差は約4倍だ」と伝えた。

 そして、大きな価格差に対してネットユーザーたちが続々と「差がありすぎるだろう」、「どうりでみんな日本に行って買い物をするわけだ」、「免税なのにこんなに高いのは、輸送費?」など、驚きを示すコメントを寄せたとした。一方で、あるネットユーザーからは「飛行機の中で買うと台湾の空港免税店より高いし、スーパーだとさらに高くなる」と指摘したことも紹介している。

 記事はまた、多くの台湾のネットユーザーが「日本から入ってきた商品の価格は、数字を変えずに日本円を台湾ドルに変えるとだいたい台湾での価格相場になる。これじゃあ、みんな何としてでも日本に買いに行くというのも不思議じゃない」と語っていること伝えた。1台湾ドルは約3.7円であり、獺祭同様に多くの日本商品が台湾では日本の3−4倍で販売されているという見立てだ。

 大陸から日本のドラッグストアに化粧品などを買いにやってくる観光客に、「どうしてわざわざ日本で買うのか」と聞けば、かなりの頻度で「日本に来て買ったほうが安いから」という答えが帰ってくる。飛行機代や宿泊代を含めても、大量に購入するなら日本で買ったほうが中国で輸入品を買うよりリーズナブルなのだろうか。観光客の増加に伴い、台湾や大陸から日本を結ぶ格安航空会社の便が数多く飛んでいる。この流れも「日本に来て買ったほうが安い」という状況を後押ししていそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
台湾の空港で買った日本酒、日本の値段の4倍・・・そりゃあみんな日本に行って買い物するわ=中国メディア