DMM.comは12月4日、ネット動画配信運営のビデオマーケット(東京都港区)と動画配信で業務提携すると発表した。ビデオマーケットの動画配信プラットフォーム「ビデオマーケット」をDMMの動画配信サービス「DMM動画」に提供し、両社合わせて50万本超の作品を視聴できるようにする。DMMによると「国内最大のデジタルレンタルサービス」という。

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 動画配信市場は2016年時点で1630億円。年々拡大しており、21年には2570億円に達する見通し(デジタルコンテンツ協会調べ)。現在の主流は定額見放題の動画配信サービスだが、従来の動画レンタルショップでのレンタルのような都度課金型のデジタル配信サービスも大きく伸びると見込まれている。

 DMMは業務提携の目的を「日本のパッケージ市場は20年には4分の1がデジタルに切り替わる。この“デジタルシフト”を加速させ、デジタルレンタル・セル市場を立ち上げる」と説明。映画・ドラマ・アニメ・バラエティなどの基本ジャンルのラインアップに優れる「ビデオマーケット」と、刀剣乱舞などのゲーム原作のミュージカル動画といったコアユーザー向けに強い「DMM動画」の強みを合わせるという。

 店舗型レンタルサービス大手の「TSUTAYA」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)もデジタルシフトに挑戦しており、ネット宅配レンタルの「TSUTAYA DISCAS」や定額動画配信の「TSUTAYA TV」などを展開。さらに「Amazonプライムビデオ」「Netflix」「hulu」「dTV」「GYAO!」など、大手を含む多数のプレイヤーが参入している。「DMM動画」はアダルト作品分野で大きな存在感を見せていたが、今後は作品数でも攻勢に出る。

DMM.comとビデオマーケットが業務提携