ゲームオンは2017年12月3日,同社がサービス中のMMORPG「ArcheAge」のオフラインイベント「次回大型アップデート先行体験会」を全国3か所で同時にに開催した。


 東京,大阪,福岡で実施されたこのオフラインイベントは,次期大型アップデート「渦巻く絶海の戦い」のコンテンツを,会場でいち早くプレイできるというもの。本稿では,東京・秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAで行われたイベントから,第1部の模様をレポートしよう。




■海上フィールドで雌雄を決するPvP「トレパセス」。4タイプの船をどう乗りこなすかが勝敗を決める?

 最初に石元氏とGMキープローザ氏から,次期アップデートの目玉でもある海上PvP「トレパセス」の紹介が行われた。

 トレパセスは,海上アリーナで実施されるPvPコンテンツで,4チームによる最大20人規模で行われるチーム対抗戦だ。1チームは3〜5人で組まれ,それぞれが選んだ船に乗って戦うことになる。参加条件はレベル30以上であることのみ。PvP中は戦闘スキルを使用できないが,プレイヤーキャラクター自身は無敵扱いで倒れることもない。


 搭乗できる帆船は4タイプあり,対戦の開始前にチームリーダーがいずれかを選択する。船には砲撃の射程が長かったり,移動速度が速かったりと,それぞれ特徴を持っている。帆船の選択に制限はなく,場合によっては同じ4隻の帆船が海上で相まみえる,といったこともありえるだろう。


 ルールはフィールドとなる海上に出現する“亡者”を,砲撃や体当たりで倒してポイントを得て,ゲーム終了時に多くポイントを獲得した2チームが勝利となる。
 亡者は全体で100体しか出現しないので,全滅させたらそこで勝敗が確定かと思いきや,船が大ダメージを受けるとポイントを失うと同時に,倒したはずの亡者が再び海上に出現する。つまり勝つためには,ほかの帆船を攻撃し,亡者を奪う必要があるわけだ。


 戦場となる海上フィールド「トレパセス」は,PvPコンテンツ用のインスタンスエリアで,岩山に囲まれた円形状の海域だ。この海域は,かなり流れが速く,さらに内側と外側とでは海流の方向が逆となっていて操船も一筋縄ではいかない。しかも,このフィールドには“カリディス”と“ラクシャ”という巨大モンスターも出現する。もちろん,これらのモンスターから大ダメージを受けるとポイントを失う(そして,亡者も再出現する)ので,うまく対処しなくてはならない。


 さらにフィールド上には「謎の壁」というものがあり,壁を破壊するとアイテムが出現。これを入手すれば,3種類の強力なバフ効果のうち,いずれかが得られる。どの効果になるかは謎の壁を破壊するまで分からないが,勝敗を大きく分ける要因になることは間違いなさそうだ。


 戦闘終了時にはキリオスの勲章が得られる。これまでアリーナで得られる報酬は“名誉ポイント”だったが,今回のアップデートでキリオスの勲章へと変化する。このキリオスの勲章を集めると,新しく追加されるアリーナ商店で限定アイテムや,称号などと交換可能だ。




 一通りの説明を終えたあと,実際にプレイしてみようという流れになったが,サーバーがダウンしてしまう。そんな思わぬトラブルが発生したものの,イベントの終了が近づいてきたころに復旧し数回の対戦ができた。
 トレパセスのマッチングは自動で行われるようで,入場できるとそれぞれ桟橋に移動する。ここでリーダーとなったキャラクターが,乗船する帆船を選ぶ。


 帆船を選ぶとワープゲートから船が現れ,搭乗後に前進させるとトレパセスの海上フィールドへ行ける。プレイヤーは操船と砲撃手をそれぞれ分担。ダメージを受けた船を修理することも可能だ。なお,海に落ちて船から一定の距離が離れてしまうと,スタート地点に戻ってしまうとのこと。


 荒れ狂う嵐のような海上フィールドをうまく乗り越え,ほかのプレイヤーの船や亡者を攻撃していく。かなりダイナミックな戦いで,見ているだけでも面白い。実際に参加したプレイヤーからも「楽しい!」との声が上がり,なかなか好評のようだった。


 トレパセスは,参加可能なレベルが低いうえ,キャラクター自身は無敵なので装備品を準備する必要がなく,参加のハードルがとても低いPvPコンテンツだ。帆船も戦場で借りる形になるので,壊れたらどうしようと考える必要もなく,勝敗を分けるのは,プレイヤーの操船技術と砲撃技術だけだ。


■統合アリーナや連合攻撃隊,クレセントストーン改変など。アップデートで実装されるコンテンツの内容も明らかに

 「渦巻く絶海の戦い」アップデートでは,トレパセスのほかにも様々なコンテンツや仕様の変更が実施される。これらについても説明が行われたので,その内容を紹介しよう。

 別のサーバーのプレイヤーと戦える「統合アリーナ」。対象となるのは「真グラディエーター」「極グラディエーター」「渦巻く絶海の戦い」の3コンテンツだ。また,「真グラディエーター」「極グラディエーター」は,入場時に選んだロールによって装備や能力が固定されていたが,今後は防具や武器,能力の種類を選択できるようになる。


 「連合攻撃隊」にも変更が入り,最大で100人の連合攻撃隊を組めるようになる。と言っても,いきなり100人の攻撃隊が組めるのではなく,最大50人の攻撃隊2つが合体(連合)することで100人の攻撃隊になるというものだ。また,掲示板のような「攻撃隊募集/探し」という便利機能も新たに追加される。


 ハウジング関連では,「青屋根のヌイアテラス邸宅」が追加される。これは各種ヌイア邸宅,ハリハラ邸宅からアップグレードが可能な邸宅で,その名のとおりテラスがあるのが特徴だ。



 装備を強化できるクレセントストーン。このアップデートでは,装着率が100%で,さらに装着できなかった部位にも装着できる,新たなクレセントストーンが導入される。この新クレセントストーンは名誉ポイントで購入でき,さらにこれを素材として,より効果の高い2段階めが制作可能だ。
 また新クレセントストーンは,色によって効果の系統が異なるが,これらの効果を入手後に選択できる。まだ開発中とのことだが,新クレセントストーンの効果が公開されたので紹介しよう。


 これらのほかに,仕様がいくつか変更されるので,まとめて紹介しよう。


 「称号システム」に変更が入り,称号名と称号の効果を自由に組み合わせることが可能になる。さらに称号を集めることで“段階”の経験値が得られ,段階に応じて“印章”をより多く装着できるようになる。


 製作辞典のUI変更,ダンジョンで「深淵の破片」「深淵の結晶」が得られやすくなる。また,バフアイテムは一部が廃止される。現在所持しているものは使用可能だが,新たに製作はできなくなるとのことだ。


 旧大陸の狩りで得られるアイテムを使うことで名誉ポイントが獲得できたり,採取時に一定の生活ポイントが獲得可能になる。「建築物回転」は,これまで建築物を建てた後,建築物の向きを変えたい場合は建て直す必要があったが,建築税証紙を使うことで建て直さずに建築物の向きを変えられるようになるというもの。ただし実行するには,家具などをすべて撤去しなければならない。




 思わぬトラブルでトレパセスが遊べるかどうか心配だった体験会第1部だが,最後の最後でプレイできて胸をなで下ろしたといった雰囲気で終了した。短時間のみのプレイとなったトレパセスだったが,参加者からの評判は良く,見ているだけでもなかなか楽しそうに感じられるコンテンツだった。
 参加条件も緩めで気軽に遊べるため,実装後は賑わいを見せそうだ。このほかにも数々の追加要素や仕様変更が公開され,なかなかボリュームのなりそうな「渦巻く絶海の戦い」アップデート。さらなる情報の発表に期待したい。


リンク:「ArcheAge」公式サイト


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関連タイトル:
・PC ArcheAge

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