荒川弘の世界的人気コミックを実写映画化した『鋼の錬金術師』が1日から公開され、土日2日間(12月2日~3日)の映画動員ランキングで見事に1位を獲得した。実写化の発表以来、原作やアニメ版のファンから様々な意見が寄せられてきた同作の公開3日間での成績は、動員29万1,000人、興行収入3億7,300万円となった。

 『無限の住人』『ゴースト・イン・ザ・シェル』『銀魂』『東京喰種 トーキョーグール』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『斉木楠雄のΨ難』……。様々なマンガが実写映画化された2017年の中でも特に注目を浴びていた今作。製作発表にはじまり、キャスト発表、場面写真披露、特報&予告編公開といった節目の度にネットでバズり、ポジティブな声だけでなく、期待と不安が入り交じったネガティブな声も決して少なくなかった。

 しかし、時には炎上することもあった公式Twitterのフォロワー数は15万人を軽く超えており、同日に公開されて今週2位にランクインした『探偵はBARにいる3』の約3万人、3位『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(公開5週目)の約1万9,000人、4位の『ジャスティス・リーグ』(公開2週目)の約3万人というフォロワー数と比べれば、本作への関心度がいかに高かったかがうかがい知れる(フォロワー数は4日19時半時点のもの)。

 そんな中で遂に初日を迎えた実写『ハガレン』は342館441スクリーンという邦画史上最大規模のスクリーン数で上映。観客の男女比は4対6で、20~30代の原作コミック・アニメファン層が中心となったものの、小学校高学年の子どもたちから家族連れのファミリー層や女性グループなど、原作を知らない人々も大勢劇場に足を運んだ。3日間で動員約29万人、興収3億7,000万円超は堂々たる数字だ。

 そしてSNS上には「過去に行われた実写化の中でも上位の出来」「続編を作ってほしい」など映画を観た人たちから様々な感想が上がっている本作。Hey! Say! JUMP の山田涼介が主人公のエドを演じ、映画『ピンポン』などの曽利文彦監督が最先端のVFX技術を駆使して実写化した。兄弟の絆を描いた作品の今後の動向にも注目したい。(編集部・海江田宗)

190か国以上で公開が決定している - (C) 2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会