米オレゴン州で暮らすTwitterユーザーの@chojurohさんは、8歳の頃からうつ病と向き合っている女性だ。

彼女がふと思い立って送ったツイートが、大きな反響を生むきっかけになった。

「気持ちは本物だけれど現実じゃない」

彼女がメッセージを送った相手は、ダン・ハーモン氏。第3シーズンが終わったばかりの大人向けコメディアニメ、「リック・アンド・モーティ」の制作者だ。

送った内容は「うつ病との付き合い方について、何かアドバイスしてくれる?」というもの。コメディ作家には似つかわしくない質問だ。もちろん返信が来る確証もない。

しかし、ハーモン氏は彼女のツイートに答えてくれたのだ。しかも4つのツイートで。

その答えがこちらだ。

For One: Admit and accept that it’s happening. Awareness is everything. We put ourselves under so much pressure to feel good. It’s okay to feel bad. It might be something you’re good at! Communicate it. DO NOT KEEP IT SECRET. Own it. Like a hat or jacket. Your feelings are real.

— Dan Harmon (@danharmon) 2017年11月28日

まずひとつは、起こっていることを認めて受け入れるんだ。自覚こそすべてだ。気分がよくなくてはいけないってプレッシャーを、自分たちにかけすぎているよね。

気分が盛り上がらなくってもいいんだ。それは君が得意なことなのかもしれないしね! 発信するんだ。秘密にしてはいけないよ。帽子やジャケットのように、手にしておくんだ。君の感じていることは本物だよ

Two: try to remind yourself, over and over, that feelings are real but they aren’t reality. Example: you can feel like life means nothing. True feeling. Important feeling. TRUE that you feel it, BUT…whether life has meaning? Not up to us. Facts and feelings: equal but different
— Dan Harmon (@danharmon) 2017年11月28日

そして二つ目は、何度でも何度でも自分に言い聞かせようとするんだ。その気持ちは本物だけど、現実ではないってね。

例えば、自分には価値がないって思うとするだろ。その気持ちは本物。大切な感情だ。そう感じているのは真実だよ。でも…人生に価値があるかどうか? そんなの自分たちではわからないよ。事実と気持ちは、等しいけれど異なるんだ。

The most important thing I can say to you is please don’t deal with it alone. There is an incredible, miraculous magic to pushing your feelings out. Even writing “I want to die” on a piece of paper and burning it will feel better than thinking about it alone. Output is magical.
— Dan Harmon (@danharmon) 2017年11月28日

あなたに伝えられる最も大切なことは、お願いだからひとりでは立ち向かわないでってこと。

気持ちを外に吐き出すってことには、すさまじくて奇跡的なマジックがあるんだ。「死にたい」って紙に書いて燃やすだけでも、ひとりで考えているのよりもいいものだよ。外に出すってことは、魔法みたいなものだ。

Dark thoughts will echo off the walls of your skull, they will distort and magnify. When you open your mouth (or an anonymous journal or blog or sketchpad), these thoughts go out. They’ll be back but you gotta get em OUT. Vent them. Tap them. I know you don’t want to but try it.

— Dan Harmon (@danharmon) 2017年11月28日

暗い考えは頭の中でこだまするし、真実を歪めて悪化させるんだ。口に出す(または匿名の日記やブログ、スケッチブックに書く)と、そんな考えは消え去るんだ。

奴らはまた戻ってくるけれど、君は追い出さなくちゃいけない。爆発させて、タップしてやるんだ。君がそんなことをしたくないっていうのはわかるよ。でもやってみるんだ

お礼の言葉が寄せられた

ハーモン氏の4つのツイートは、11月28日に投稿されると、1週間もたたないうちに合計2万回以上リツイートされ、5万8000件近い「いいね」を集めた。

また、メンションには「書いてくれてありがとう」「これが今の私にどれだけ必要だったか」「一瞬で救われた」「涙が流れた」などのコメントが多数寄せられている。

ハーモン氏のツイートは、もちろん@chojurohの心を動かした。「とんでもなくありがとうって言葉以外、なんて言ったらいいかわからない」と返信している。セラピストの言葉よりも、彼女の心を楽にしてくれたそうだ。

もともと彼女はハーモン氏のポットキャスト「Harmon Town」を視聴しているファンなのだという。そのポットキャストの中で、ハーモン氏がセラピストに通っていると話していたことが、今回のツイートのきっかけとなった。

コメディライターが語る「うつへのアドバイス」が大きな反響生む