15年8月以来の代表選出 28歳となり中堅へ「久々に来て、年齢が上の方になった」

 

 日本代表は4日、9日から始まるE-1選手権に向けて練習を開始した。2015年8月の東アジアカップ以来(体調不良で辞退)、約2年半ぶりの招集となったサガン鳥栖のGK権田修一は、日本代表入りのためには「裏技とかない」と日々の積み重ねが重要であることを説いた。

 

 約2年半ぶりの代表選出となった権田は、「久々に来て、わりと年齢が上の方になった。年下の選手が多いですけど、みんな上手い」と印象を語る。実際、メンバー24人のうち、自身よりも年下の選手が半数以上の13人。28歳となり、中堅からベテランと言われる域に入ってきた。

 

 E-1選手権は国際Aマッチデーに該当せず、海外組は招集できない背景もあるが、今回の復帰は「1年間チームのためにやることをやって、評価されたと思う」と日々の積み重ねに胸を張る。

 

「代表は自分が行きたいと言って立候補できる場所じゃない。その時に、与えられた場所で、自分に与えられたことをやる。別に裏技とかないんですよ」

 

 

「どれだけ世界が凄いか体験できていない」

 

 今大会において、権田はMF今野泰幸(ガンバ大阪)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)とともに、数少ないブラジル・ワールドカップ(W杯)経験者だ。しかし、そのことを振られると、権田は「でも…」と胸中を明かした。

 

「ブラジル(W杯)経験者と言っても、僕は(試合に)出ていないですからね。海外組が凄いと言っても、僕はオーストリア2部(SVホルン)でプレーしただけ。世界のトップ・オブ・トップを知っているわけじゃない。国際舞台もオリンピックしか出ていない。どれだけ世界が凄いのかは、正直自分は体験できていないんです」

 

 現在は川島永嗣(メス)や西川周作(浦和レッズ)、東口順昭(ガンバ大阪)に後れを取っていると言わざるを得ない。今大会は、ロシアW杯のメンバー入りを目指す上では、国内組にとっては願ってもないチャンス。もちろん、権田も試合に出場してアピールする意欲は隠さない。

 

「ブラジル(W杯)の前の大会では、良いプレーをした選手が何人か一緒にW杯に行ったりしたので、みんなモチベーションも高いと思う。僕個人もそうですけど、チームとして、日本のために戦ってこの大会をしっかり勝てるかどうか、ですね」

 

 2015年3月のチュニジア戦以来となる代表のピッチに立てるか。権田も自分自身に大いに期待しているはずだ。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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