【ブリュッセル時事】スペイン当局から逮捕状が出ているカタルーニャ自治州政府のプチデモン前州首相らをスペインに引き渡すかどうかを判断するための審理が4日、滞在するベルギーの首都ブリュッセルの裁判所で開かれ、判事は14日に判断を下す方針を示した。

 ベルギーのメディアによると、この日の審理ではプチデモン氏と自治州の元幹部4人が出廷。弁護士が「ベルギーでは処罰に該当しない。逮捕状を執行して引き渡すことは基本的権利の侵害の恐れがある」と主張した。

 弁護士は裁判所が逮捕状の執行を認め、スペインへ引き渡す判断をした場合でも異議を申し立てる構えを崩していない。弁護士は2日、カタルーニャのラジオに対し、「(プチデモン氏は)少なくとも21日まではいる」と述べ、法的な抵抗も駆使し、21日に実施されるカタルーニャの州議会選が終わるまではブリュッセルにとどまるとの見通しを示した。