バスケットボールを題材に高校生たちの青春を描き、マンガ化もされた松崎洋さんのベストセラー小説「走れ!T校バスケット部」が、「烈車戦隊トッキュウジャー」などの志尊淳主演で実写映画化されることが発表された。約3か月バスケ漬けの日々を送って役作りに挑んだという志尊は「『高校生らしく部活をやってる!』と思える現場で、思い返しても『楽しくて、キラキラした空間にいたのだな』と感じるとても濃い日々でした」と撮影について語っている。

 志尊が本作で演じるのは、バスケットの特待生として入学した白瑞(はくすい)高校で部内のイジメにあい、自主退学して通称“T校”と呼ばれる多田野(ただの)高校に編入する田所陽一(たどころ よういち)。弱小のT校バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することになった陽一は、個性的なチームメイトと出会って仲間とのバスケの楽しさを思い出していく。

 高校バスケの全国大会「ウィンターカップ」での白瑞バスケ部とT校バスケ部の対戦も描かれる今作への出演にあたり、志尊は未経験だったバスケットの猛特訓に挑んだそう。志尊は「大会のシーンは自分たちがやってきた3か月間をしっかり出して、できる限りのパフォーマンスをしようと体を限界まで動かしたので(撮影後は)2日間くらい動けなかったです」と笑い、「練習期間やカメラがまわっていない所で積み上げてきたコミュニケーションや空気感を、のびのびと出せた作品だと思います」と自信をのぞかせている。

原作の書影

 「僕たちが無我夢中で走り切った作品をぜひ観てほしいです」とメッセージを送る志尊は、子どもの頃から野球・サッカー・水泳・総合格闘技を経験し、スポーツ万能。小学生の時には剣道を始めてわずか2年で、区大会を優勝した経験もあるという。今回バスケット技術指導を担当したバスケットボール元日本代表の半田圭史は「バスケットボール経験もなくゼロからのスタートで、あのレベルまで上げていったのには本当に驚かされました。あのまま練習を続けていたらどこまで上がったかには興味が湧きます」と志尊の腕前に太鼓判を押している。メガホンを取ったのは『ReLIFE リライフ』『今日、恋をはじめます』などの古澤健監督。(編集部・海江田宗)

映画『走れ!T校バスケット部』は2018年秋に全国公開

2017年ブレイク俳優の1人である志尊淳 - (C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会