故松崎洋氏の青春小説「走れ!T校バスケット部」が、志尊淳主演で映画化されることが決定した。志尊は、高校バスケ界で注目を集める主人公・田所陽一を演じる。

原作は、松崎氏のデビュー作として2007年に出版され15年にシリーズ10作目で完結。シリーズ累計120万部を突破した大ヒット作。映画では、シリーズ第1作の物語を中心に、陽一の挫折と成長を描く。「ReLIFE リライフ」「恋と嘘」「一礼して、キス」など、近年青春物語を多く手がける古澤健監督がメガホンをとった。

中学時代、バスケットボール部キャプテンとして活躍した陽一は、強豪私立の白瑞高校に特待生として入学するものの、部内で激しいいじめに遭い自主退学する。「2度とバスケはしない」と誓い、都立多田野高校(通称T校)に編入するが、成り行きで弱小バスケ部に入部。そこで、個性的なチームメイトと出会い、バスケの楽しさを思い出していく。その後、陽一らはウィンターカップで白瑞高校と対決することになる。

バスケットボール未経験で、今作のためにバスケット元日本代表の半田圭史氏から約3カ月間の猛特訓を受けて役作りに挑んだ志尊。大会のシーンについて「自分たちがやってきた3カ月間をしっかり出して、できる限りのパフォーマンスをしようと、体を限界まで動かしたので、2日間くらい動けなかったです(笑)。そのくらい体に鞭打って動きました」と語り、手ごたえをにじませる。

志尊のコーチとなった半田氏も「ゼロからのスタートで、あのレベルまで上げていったのには本当に驚かされました。あのまま練習を続けていたらどこまで上がったかには興味が湧きます」と、その身体能力の高さを絶賛。さらに、「作品に対する姿勢・座長(リーダー)としての振る舞いには感心させられっぱなしでした」と激しい練習と撮影の舞台裏を明かし、俳優としての志尊を称えるコメントも寄せている。

「走れ!T校バスケット部」は、2018年秋に全国で公開。

3カ月間バスケ漬けで役作り