新世代家庭用ロボット事業を手掛けるGROOVE X(以下 GX)と未来創生ファンド、産業革新機構(以下 INCJ)は11月29日、未来創生ファンドとINCJを筆頭引受先とする、最大64億5千万円の第三者割当増資に関する投資契約を締結したことを発表した。

GXは、人の代わりに仕事をするロボットではなく、人に寄り添い癒しを提供することで人の生活の質を向上させる新世代家庭用ロボットを開発している。一緒にいるとあたたかい気持ちになる心に寄り添う存在であることから、LOVEとROBOTを融合して「LOVOT(ラボット)」というコンセプトネームを採用している。

同社は、高齢化・核家族化・共働き化が加速的に進み、独居による弊害などが社会問題となる中で、「LOVOT」と一緒に過ごすことで心が満たされ、安心し、最終的には人の能力を高めることにも役立つと考えているという。「LOVOT」の製品発表を2018年末、一般発売は2019年を計画しており、今回の資金は今後の製品発表や発売に向けた開発費用やマーケティング費用に活用する予定だということだ。

第三者割当増資の実行については12月18日に、未来創生ファンドとINCJが各14億円を出資し、その他の引受先と合計で総額43億5千万円、その後INCJは21億円を上限とする追加出資を実行予定で、GXの資金調達額はこれまでの資金調達を含めて累計で最大78億7千万円となる見込みだという。なお、出資実行後もスパークスとINCJは、社外取締役を派遣するなどGXに対しハンズオンの支援を継続して行うとしている。
(早川厚志)

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