中国のネット上ではしばしば「日本を批判するのは、日本に行ったことのない人」だという論調を目にする。日本を訪れたことがあり、日本と中国の差を認識したことがあれば、むやみに日本を批判できないはずだという意味合いだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本を美しい国だと思わない中国人がいるとすれば、それはその人に訪日経験がないため」であると論じる記事を掲載した。

 記事は、中国では「日本を旅行で訪れる」こと自体が批判の対象となりかねないことを指摘し、なかには「日本には春の桜と秋の紅葉くらいしか見るものがない」などと主張していると紹介する一方、日本には実際には「何度も訪れる価値」があると紹介した。

 中国人のツアー客の多くは東京もしくは大阪から入国し、名古屋を経由して大阪、あるいは東京から出国するという「ゴールデンルート」と呼ばれるコースで観光する場合が多い。このゴールデンルートは都市部を中心に観光や買い物をするツアーであることが多いが、記事は日本には地方にも魅力的な観光地は非常に多く、果物の産地で果物狩りを楽しんだりと、近年は買い物だけでなく、体験を重視する「コト消費」も人気となっていることを指摘した。

 また、中国では近年、日本風の居酒屋が人気となっているが、日本には当然「本場」の居酒屋があって本場の居酒屋料理を堪能できることを指摘。さらに生ものを食べないと言われていた中国人だが、近年は刺身を好んで食べる人もおり、日本では美味しい寿司や刺身を食べられることなどを強調し、日本ならではの「体験」を味わえば日本に対する見方も変わるはずとの見方を示し、闇雲に日本を批判している中国人は「日本を訪れたことがない人だ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本を批判するには「訪日したことがないから!」、日本を体験すれば日本に対する見方も変わるはず=中国