国営諫早湾干拓事業(長崎県、諫干)の排水門開門を命じた福岡高裁確定判決から6日で7年を迎える。国は開門しておらず勝訴した漁業者に支払う制裁金は11月に10億円を突破した。国は開門せずに漁業振興のために100億円の基金を設ける形で和解を目指すが、漁業者は拒否を続ける。着地点は未だ見えていない。

「年々、漁港に活気がなくなってきた」と寂しがる松本正明さん=長崎県島原市で、中尾祐児撮影