年頃の女性にとって髪の毛が抜けていくというのは、どれほどの悲しみと戸惑いを覚えるか想像に余りある。

スウェーデンのマルメに住むTherese Hanssonさんは、14歳という多感な時期に脱毛症の症状に襲われた。

免疫疾患による脱毛症

Mail Onlineが伝えるところによると、彼女の場合は免疫の疾患が原因で、自身の免疫が誤って毛包を攻撃して髪の毛が抜けてしまったという。

「子供だったから、髪が抜け始めた時はがんになったと思い怖かったわ」と、Thereseさんは当時を振り返る。

その頃は、髪の毛が抜けるのは抗がん剤治療の副作用によるものであるとは知らなかったそうだ。

本当の原因がわかった後も彼女の葛藤は終わらない。

誰にも言えない秘密

言わずもがな、14歳といえば見た目が気になって仕方がない年頃である。

彼女の中で脱毛症のことは誰にも言えない大きな秘密になった。

普段Thereseさんはウィッグをつけて過ごすようになる。

「誰にも知られないように必死に隠していた」というThereseさんが、親友に真実を明かしたのは、発症から1年が経過した頃だったという。

彼女を励まし支えたのは、秘密を明かされた親しい友人たちだ。友人らのおかげで、Thereseさんは次第に髪の毛のない頭を愛おしく思うようになり、ありのままの美しさに気が付き始めた。

もう隠す必要はない

「隠す必要はないと思えるようになったの。もっと早くウィッグをはずせばよかったと思うくらい」と、現在の心境を明かしている。

彼女は、もう髪の毛のない頭を隠そうとはしない。

Thereseさんはモデルをしており、服に合わせてウィッグをつけたりはずしたりしているようだ。

Instagramにはウィッグをせず、堂々と心から笑う彼女の写真が数多く公開されている。

同じような悩みを抱える人に対し、彼女はこう述べている。

どうか隠さないで。余計に落ち込むだけだから。

ありのままの自分でいると心からホッとできるわよ。

そんなあなたを受け入れてくれない人とは、一緒にいる必要はないもの。

こう話す彼女の姿に、「息をのむほど美しい」「自信が伝わってくる」「素敵!勇気をもらえました」といった称賛の声が続出した。

「もう隠さない」ウィッグなしの姿を披露する脱毛症のモデル