ローソンが来春から一部店舗で深夜に「無人レジ」を導入すると発表し、注目が集まっている。

ローソン、来春から「無人レジ」導入へ

深刻化する人手不足などを受けて、飲食店や小売店などが改革に乗り出している。

ロイヤルホストは営業時間の短縮に着手し、今年1月に24時間営業店をゼロに。ファミリーマートも営業時間短縮の実証実験を行うなど、24時間営業の見直しを検討していると報じられている。

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そんな中、コンビニ大手の「ローソン」が来年春から東京都内の一部の店舗で、深夜の時間帯に「無人レジ」を導入すると明らかにした。

アプリで読み取り、電子決済

NHKによると、ローソンは午前0~5時の時間帯に、都内の一部店舗でレジを無人化する方針を明らかにしたという。専用のスマホアプリで商品のバーコードを読み込むと、電子決済で支払いが完了するというシステム。

完全に無人化するのではなく、店員はその時間帯は商品整理や陳列業務、清掃等に集中。防犯対策として、深夜はアプリがないと入店できないシステムの導入も検討しているという。

アメリカや韓国でも

近年、世界各地で無人レジの導入が進められている。Amazonは2016年末に入り口でスマホをかざすだけで買い物ができる「Amazon Go」を発表。

韓国セブンイレブンは今年5月、静脈による本人認証と360度のバーコードスキャンシステムを使って決済する無人レジの新店舗を開業した。

ネット上は「スマホユーザー限定?」という声も

ローソンの無人レジ導入を受けて、ネット上には「これはいいね」「どんどんこういった取り組みが増えていって欲しい」「防犯カメラも発達してるし、意外とロスは少ないのでは?」など、期待する声が寄せられている。

一方で、「万引きとかは大丈夫?」「自販機で十分な気もする」「スマホを持っていないと生きていけない時代が近付いてきた」「スマホでバーコードを読ませるのは手間」「面倒」「シニア層は使えこなせないだろうな」など、戸惑う声もあった。

セルフレジも実証実験

ロイター通信によると、スマホ決済は同社が検討を進める支払い方法の一つで、同時に「セルフレジ」の実験も行っているという。

少子化の影響による人手不足と労務コスト上昇を受けて、コンビニ大手5社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューディズ)は今年4月、2025年までに各社の全商品(推計1000億個/年)に電子タグを貼り付け管理することで合意。

ローソンは2016年にパナソニックと共同で、ローソンパナソニック前店で業界初となる完全自動セルフレジを導入。2017年2月に電子タグを導入した実証実験を2週間行い、業務の効率化や利便性改善などの効果を検証した結果、客数と売上が約2割伸びるなどの効果があったと発表している。

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