(画像は「読むテレ東」のスクリーンショット)

4日、『世界!ニッポン行きたい人応援団』(テレビ東京系)が放送され、竹垣を愛し、独学で竹垣職人となって10年目の米国人男性・マークさんを日本に招待した。

京都の竹垣を見て回り、憧れの竹垣職人に教わる旅をする。

■龍安寺の竹垣にうっとり

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京都でのお目当ては、枯山水の石庭で知られる龍安寺の竹垣。切られて間もない青竹を使った竹垣で、菱形格子に組まれる。

石庭10分と竹垣10分ならどっちを見たいか尋ねられ「竹垣」と即答したほど、龍安寺垣にご執心。龍安寺垣は本で読んでも仕組みがわからなかったそうで、実物を見て構造を理解。

早く帰国して、作ってみたいと目を輝かせた。

■憧れの竹垣職人に手ほどきを受ける

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マークさんには、日本でどうしても会いたい人がいた。マークさんの憧れの名人は、米国・オレゴン州にあるポートランドの日本庭園の竹垣作りを指導した、竹垣職人の三木崇司さん。

三木さんは明治10年創業の三木竹材店の五代目で、京都御所や二条城の竹垣を担う。

ぜひ勉強させてほしいとお願いし、マークさんが実際に竹垣を作って見せたところ、三木さんから細かい竹の向きやバランスを伝授してもらい、交流を深めていった。

■竹の伐採にも挑戦

職人が作業している真竹の竹林にも出向くと、マークさんは「こんなにキレイな竹林を見たのは初めて」と驚く。

竹は育って3年目が切り頃だが、竹は隣同士で支え合う習性があるため、支えとなる竹は切らないようにする。

竹の伐採ひとつにも修業が必要で、見習いは刃物を持たせてもらえず、ずっと先輩が切った竹を運びながら、どんな竹を切っていて、どういう方向に倒すかを学ぶ。

今回は経験と体験のために、特別に切らせてもらい、マークさんは「こんなに早く切らせてもらえて、ありがとうございます」とお礼を述べた。

■京都東山のホテルにある竹垣を鑑賞

次の日、三木さんが手がけた京都・東山にあるホテル『フォーシーズンズホテル京都』の長大な竹垣を鑑賞。千本以上の竹を使った、100メートルにも渡る竹垣だ。

2種類の竹垣を縦につなぎ合わせて、長い竹を使っているように見せる。高さはかなりあるのだが、圧迫感は感じない。一手間加えることで、より味わいものに仕上げるなど、テクニックを伝授された。

「竹垣にはおもてなしの心が込められている」と感心するマークさん。今後の竹垣作りに役立つ技術や心意気をたっぷり吸収したようだ。

日本の伝統が、世界に伝播していくのは嬉しいもの。マークさんの作る、美しい竹垣に期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

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