温もりのある日本の木造住宅。新築の木の香りは何とも言えない幸福感を与えてくれるが、中国では木造建築はほとんどなく、コンクリート造りが大半である。中国メディアの今日頭条は1日、日本の木造住宅がどのように建てられているか紹介する記事を掲載した。この記事の中国人筆者は、「日本の木造の家づくりは初めて見たが、これはすごい」と称賛している。

 記事はまず、日本の木造住宅を建設する過程の写真を掲載し、コンクリートの基礎の上に木材で土台を設置している様子や、木材だけで建物の骨格ができていく様子を紹介した。木のすがすがしい香りがしてきそうである。

 木造住宅になじみのない中国人からすると、木造住宅は「比較的安くて簡単に建てられそう」と感じるという。しかし、実際にはコンクリート造りよりも安いどころかコストがずっとかかるうえ、建設も面倒だと伝えた。木造建築は劣化しやすく、防水対策もしなければならないからで、その点コンクリートは耐用性があり、日照にも雨にも耐えるため木造住宅のように築年数が古くなって維持管理に費用が掛かる心配がないとした。

 また、人口が多く人口密度の高い中国では、防火性や木材の調達からしても木造住宅は不適切で、コンクリートの代わりにすべて木材で建てるなら、木が大量に伐採され、環境の悪化の心配もある、とコンクリートでなければならない理由があるとした。

 このように、中国で木造住宅を建てるのはハードルが高いようだが、中国人にとって防水性や防火性を兼ね備えた日本の木造住宅は、高い技術と豊富な木材のある日本だからこそ可能であり、それゆえとてもうらやましく感じるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
初めて見たが、これはすごい! 日本の木造住宅は「全然簡単じゃなかった」=中国