中国メディア・今日頭条は3日、中国市場において日系車がたくさん売れる理由について考察した記事を掲載した。燃費の良さや安全性以外にも、日系車が中国人消費者の心を掴む理由があるようだ。

 中国汽車工業協会によると、今年1-10月に中国市場で売れた日系自動車の台数は342万2600台で、昨年1-10月の298万3400台から約14.7%の増加となった。記事は「日本の本土でもこれほどたくさんの日系車は売れないのに、反日感情もあるなかでどうして中国でこれほど売れるのだろうか」とし、4つの理由にその答えを求めている。

 1つ目は製品ラインナップの豊富さを挙げ、「コンパクトクラスから高級車市場まで数えきれないほどのモデルを有している。売れ筋の車種には特に力を入れており、特別な排斥感情を持っていない消費者は日系車から容易に好みのモデルを探し出すことができるのだ」とした。2つ目は、個性が鮮明な点だ。「たとえば、トヨタは実用派の消費者向け、マツダはスポーティーな若者向け、日産は心地よさ、中庸さを求める人向けといったように、各メーカーがそれぞれの色を鮮明に出しているのだ」と説明している。

 3つ目は、品質の高さ。「日系メーカーのエンジンや変速機は、どのランキングを拾ってきても品質ランキングのトップ10に入る存在。日系車のオーナーから聞かれる不満の声も少ない」とした。そして4つ目は、中古になっても値崩れしにくい点だという。記事は「日系車の中古価格は米国系、フランス系、韓国系よりも高い。5年もののトヨタ・プラドは売値が当初の価格の50%程度なのに対し、プジョー5008は4年もので30%だ」と解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
日本の自動車が中国市場でこれほど売れる4つの理由=中国メディア