ジャストシステムは5日、レイアウトや出力品質が向上した日本語ワープロソフト「一太郎」シリーズ最新版「一太郎2018」を発表した。2018年2月9日に発売し、価格は税別20,000円。上位版 「一太郎2018 プレミアム」、最上位版 「一太郎2018 スーパープレミアム」も同時発売し、価格はそれぞれ税別25,000円、税別38,000円。

「一太郎2018」では、文書の目的に合わせた出力を選択できるナビ画面を搭載したほか、小冊子形状の出力レイアウトが可能となった。また、校正機能を強化し、レイアウトの細かな調整が行えるようになった。

新搭載したナビ画面「アウトプットナビ」は、出力関連の機能を集約したナビゲーション。通常印刷や複数ページの1ページ集約印刷、中とじ、平とじ、PDF出力、ページの画像変換などが行え、電子書籍フォーマットでの保存も可能。一枚の紙を切って折るだけで小冊子が作れる「折り本印刷」機能も新たに備えた。

校正機能では、一定範囲内に頻出することばを検出する機能を新搭載した。縦組文書では、傍点を本文から適切な位置で付けられるようになったほか、目的の文に手軽に傍点を振れる機能を用意。また、横組文書を縦組に変換した際、ダブルクォーテーションを引用符ダブルミニュートに変換できるようになった。

このほか、小説表現に対応した「入力アシスト」機能も備えた。同機能では、改行時に地の文の行頭は一字下げ、会話文の開き括弧が入力された場合には字下げせず冒頭の余白を削除するなど、小説特有のキー移動、スペース削除を自動で行う。また、複雑な擬音語や擬態語を多用した文章に対し、校正時の指摘を抑制する設定が行えるようになった。

小説投稿サイトのテキスト文書を読み込むと、ふりがなや傍点などの文字列を解析し「一太郎」上で表示することも可能となった。「一太郎」文書を小説投稿サイト用にテキスト保存する際、傍点もふりがなと同じように保存する形式にも対応している。

レイアウト面では、目次デザインを新たに160点追加。冊子スタイルは、新書や文庫サイズの冊子スタイル19点を追加した。

日本語入力システムは、ディープラーニングを入力支援機能にも適用した「ATOKディープコレクト」を新搭載。ディープラーニングで抽出した日本語の特徴を従来の変換アルゴリズムに組み込むことで、30%の誤変換削減を実現したという「ATOKディープコアエンジン」を採用している。

価格(税別)は、通常版が20,000円。特別優待版が9,800円、バージョンアップ版およびアカデミック版が各8,000円。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10。
○一太郎2018 プレミアム

上位版の「一太郎2018 プレミアム」には、「イワタ書体」8書体を初収録。また、統合グラフィックソフト「花子2018」や読み上げソフト「詠太8」、メールソフト「Shuriken 2018」、ATOK連携電子辞典「広辞苑 第七版 for ATOK」などが搭載される。

価格(税別)は、通常版が25,000円。特別優待版が18,000円、バージョンアップ版およびアカデミック版が各15,000円。
○一太郎2018 スーパープレミアム

最上位版の「一太郎2018 スーパープレミアム」は、「一太郎2018 プレミアム」の機能に加え、教育機関用途向けに300万点以上の画像を提供するオンラインサービス「Britannica ImageQuest」と連携。インターネット通信があれば、画像検索やクリッピングなどが行なえ、Britannica ImageQuestの画像を「一太郎」や「花子」文書で利用できる。また、Microsoft Officeとの互換性を強化した表計算ソフト「JUST Calc 3/ R.3」やプレゼンテーションソフト「JUST Focus 3/R.3」、フォトレタッチソフト「Zoner Photo Studio X」が搭載される。

価格(税別)は、通常版が38,000円。特別優待版が31,000円、バージョンアップ版およびアカデミック版が各28,000円。

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