ことしで2回目となるアメコミと映画を中心にした世界的なポップカルチャーイベント「東京コミコン2017」が千葉・幕張メッセで行われ、そのメーンステージでCS映画専門チャンネル・ムービープラス主催のトークショーが開催され盛り上がりをみせた。

【写真を見る】キム・ジョンギ氏(中央)と内藤泰弘氏(右)の夢のトークセッションが実現

「アサイラム・アワー放送開始記念 吹替王国 in 東京コミコン」と題したトークショーに声優の堀内賢雄と三上哲が登場。堀内はブラッド・ピットの吹き替えで、そして三上はベネディクト・カンバーバッチの吹き替えで知られる人気声優。そんな彼らが吹き替えを担当したのが「シャークネード ワールド・タイフーン」。常識外れのぶっ飛んだ作風が特徴の“アサイラム・ムービー”のひとつ。竜巻に乗ってやって来た凶暴なサメの大群が人々を襲うモンスター・パニック映画だ。

この「シャークネード」シリーズの見どころや吹き替えの裏話を二人が熱く語った。「シャークネード ワールド・タイフーン」について、堀内は「サメが竜巻に乗って日本にやって来ます! 下北沢に来たら私が倒します(笑)」と力強く宣言して会場を沸かせた。一方、三上は「軽い感じで役作りをしました。(声優は)体を動かせない分、より(役者の)動きを感じて演じるようにしています」と吹き替えの極意を披露。そして映画の生吹き替えに挑戦すると、さすがの職人技をみせ、観客から大きな拍手が。

また、韓国のイラストレーターのキム・ジョンギ氏と漫画家の内藤泰弘氏の対談が実現。キム氏は世界各国から注目を集め、“驚異的な画力の持ち主”と称されるほどの実力派。一方、内藤氏は「トライガン」「血界戦線」で知られる人気漫画家。「中学生の頃に大友克洋の漫画と出会いました。特に『AKIRA』は何度も繰り返して読むほど大好きな作品」と言うキム氏。そんな彼をリスペクトしてやまない内藤氏は「キムさんのすごさをもっとたくさんの人に伝えたくて駆けつけました」とコメント。トップクリエーター同士のトークショーをひと目見ようと多くの観客が押し寄せた。ムービープラスの出展ブースでは、キム氏によるライブドローイングが連日行われた。その力強い画力に圧倒され、じっと立ち止まって熱心に見学する観客が絶えなかった。

盛況のうちに終わった熱気あふれる東京コミコン2017の模様は、速報として今月に、イベントレポートとして来年1月にムービープラスで放送予定。(ザテレビジョン)

立ち見が出るほどの盛況ぶりに興奮気味の堀内賢雄(左)と三上哲(右)。緊張しながらも「シャークネード ワールド・タイフーン」の生吹き替えを披露した