[AP通信] 英作家J・K・ローリングの人気小説「ハリー・ポッター」シリーズをテーマにしたイベントが米国の小さな町で開催され、魔法使いやマグルの格好をした大勢のハリポタファンらが各地から集結した。あまりに大勢の来場者があったため、町は目下、このイベントを年次開催とすることを検討中という。

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 米ニュージャージー州ニュートンの中心部に位置するスプリングストリートは11月26日、ハリー・ポッターシリーズに登場する魔法界の商店街「ダイアゴン横丁」へと姿を変えた。

 ニュートンの目抜き通りであるスプリングストリートに軒を連ねる数十軒のレストランやショップは同日、ハリー・ポッターシリーズの世界を再現すべく、さまざまな趣向を凝らして客を迎えた。あるレストランは魔法界の飲み物「バタービール」を提供。常連客に魔法の杖をプレゼントするショップもあった。

 来場者の多くも、ホグワーツ魔法魔術学校の各寮の色のマフラーを巻いたり、ハリーのトレードマークである特徴的な丸メガネをかけたりなど、ハリー・ポッター風の思い思いの格好でイベントを楽しんだ。

 町長のウェイン・レバンテ氏はNew Jersey Heraldの取材に応じ、主催者の当初予想をはるかに上回る大勢の人たちがイベントに集まってくれたと満足気に語った。

 「この町にこれほど多くの人たちが集まってくれるとは、とにかく素晴らしいの一言だ」とレバンテ氏。「こうしたイベントには明らかに需要があるということだ。上げ潮はすべての船を持ち上げるという有名なことわざがあるが、このせっかくのチャンスを無駄にしないよう、来年はもっと大規模でさらに質の高いイベントにしていきたい」と同氏は意気込む。

 町の幹部や地元実業界のリーダーたちは27日、来年に向けた改善点を検討すべく会合を開き、イベントの開催期間を2日間に延長する可能性などを話し合った。駐車スペースやトイレの不足など、イベント参加者から指摘された問題点の改善にも取り組む方針だ。イベント参加者からは、長時間待たなければ中に入れない店舗があったなどの苦情も寄せられたが、担当者によれば、ほとんどの問題は当初の予想をはるかに上回る大勢の人たちが集まってくれたことが原因だという。

(日本語翻訳 ITmedia ニュース)

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(Tracy Klimek/The New Jersey Herald via AP)