井口監督も期待「マリーンズだけじゃなく球界を背負って立つ選手になる」

 ロッテの新入団選手発表が5日、東京・西新宿のロッテ本社で行われた。外れ1位ながら3球団が競合し、抽選で引き当てたドラフト1位の安田尚憲内野手(履正社)は、ボードに「ホームラン王」と目標をしたため、意欲をみなぎらせた。

 背番号は「5」に決まった。ロッテの高卒野手ルーキーが1桁の数字を背負うのは、03年の西岡(背番号7)以来15年ぶりとなる。安田は「高校時代からずっと5番。プロでも長い間つけられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 父親の功さんは大阪薫英女学院陸上部監督で、全国高校駅伝で2度全国制覇。兄・亮太さんはPL学園時代にドジャースで活躍する前田健太投手とバッテリーを組み、三菱重工名古屋では主将を務めるなど、スポーツ一家の血を受け継いでいる。

 秋にはU-18日本代表でワールドカップ銅メダルに貢献した。木製バットの対応にも優れている強打者が理想に掲げるのは、日米通算507発の松井秀喜氏。「いずれはチームの顔と呼ばれようになりたい。千葉のゴジラと呼ばれたい」と力強く宣言した。

 同じくメジャーで活躍した井口監督も「ずっと憧れの存在だった」という。高校通算65本塁打を誇る逸材を前に、指揮官は「(身体が)大きいですね。マリーンズを背負って立つだけじゃなく、球界を背負って立つ選手になる。楽しみで、しっかり育てなければという思いを(改めて)した」と頼もし気に見つめていた。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

ロッテ新入団選手発表に参加した安田尚憲【写真:細野能功】