"天国と地獄"が並存した奇想天外な世界を描いた「快楽の園」で知られるオランダの画家のドキュメンタリー「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」の公開を記念し、絵画の中に登場する不思議なキャラクターや様々な場面の一部を拡大した劇中カットがお披露目された。

【フォトギャラリー】そのほかの画像はこちら

現存する作品は25点のみで、没後500年を迎えた今も人物像の詳細はおろか生年月日も不明という美術史上で異彩を放つ謎の画家、ボス。映画は、「快楽の園」を所蔵するプラド美術館全面協力し、赤外線分析で判明した下絵、緻密な筆遣いと顔料の秘密、現代に受け継がれなかった古楽器、そしてキリスト教との深い関係をカメラが追い、多方面の専門家の解説から「快楽の園」に込められたボスの創作における情熱と思想をホセ・ルイス・ロペス=リナレス監督が解き明かしていく。

「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」は、12月16日から、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。

21世紀の人間も魅了するボスの絵画