Appleは、長年滞納していた130億ユーロ(約1.73兆円)もの税金を来年初めにもアイルランド政府の設置するエスクロー勘定へと支払い開始予定であることが伝えられています。

追徴課税に関してようやく合意

アイルランドの財務大臣を務めるパスカル・ドナフー氏は4日、欧州委員会から求められていたAppleへの追徴課税について、「Appleとエスクロー勘定についての基本方針と運営に関して合意に達した」と語りました。
 
Appleはアイルランドの2つの子会社で巧みに資金操作し、5年間で1,200億ドル(約13.39兆円)の利益を得ていたといわれています。

Appleとアイルランドの関係に区切り

アイルランド拠点のデータセンター建設計画難航から暗雲が立ち込め始めたAppleとアイルランドの関係は、先月下旬、アイルランド首相のレオ・バラッカー氏が滞納税金を支払うようAppleに通達したことで一つの区切りを迎えたとみられています。
 
財務相のドナフー氏は、「Appleからの滞納税の支払いは2018年第1四半期に始まるだろう」と述べており、アイルランド政府はエスクロー勘定の資産運用管理者とカストディアンを捜しているとのことです。
 
尚、Appleとアイルランドは共に欧州委員会の命令に対して不服を申し立てています。
 
 
Source:Reuters
Photo:William Hook/Flickr
(lexi)

Apple、2018年第1四半期にもアイルランドへ滞納税の支払いを開始予定