【松岡茉優・北村匠海/モデルプレス=12月5日】女優の松岡茉優が5日、都内で行われた映画『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)の特別上映イベントに、共演の北村匠海(DISH//)、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、古舘寛治、片桐はいり、メガホンをとった大九明子監督、ゲストの澤竜次(黒猫チェルシー)とともに登壇した。

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◆松岡茉優の初主演映画「勝手にふるえてろ」

本作は、芥川賞受賞作家・綿矢りさ氏の同名小説を実写映画化したもので、綿矢氏の十八番とも言える毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描く物語。本作が映画初主演となる松岡は、少々変わった恋愛ド素人OL・ヨシカを演じ、理想と現実を行き来しながら、正直で悪意に満ちた本音をとりとめもなく吐き出しながらも、どこか憎めない不器用すぎる女子を演じ切り、コメディエンヌとしての新たな才能を開花させた。

◆松岡茉優、初主演への不安は?

同作のオファーがあった際の心境を尋ねられた松岡は「大九監督とは3度目のタッグになりますので、大九監督と映画が撮れるというほうが嬉しくて、初主演の責任とか不安はパンッと消えました」とコメント。

ヨシカ役については「濃さ・薄さはそれぞれだと思うんですけど、女子の皆さまなら心の中にヨシカを携えていると思います。毎日頑張ってキラキラしている女子がウザイと思っている女子全員が、ヨシカ的要素を持っていると思うので、今日は共感していただいて、ヨシカに思いを乗せていただいて、スカッとしていただけると自負しております」と胸を張った。

◆松岡茉優、北村匠海の成長ぶりに親心発揮

ヨシカが10年間片想いをしている中学の同級生・イチを演じる北村は、「松岡茉優さん主演の映画にこうやって今、この場に立たせていただいていることに嬉しく思いますし、茉優さんとの共演はこれで4回目になるんですが、そんな茉優さんの初主演の作品に、そして同じバンドもやりながら役者もやっている大知君と、こうやって横に並んで、この作品に携われていることがとても嬉しく思います」と感慨深げに挨拶。

そんな北村と共演した感想を聞かれた松岡は、「『鈴木先生』という作品で、(北村が)中学生のときから彼のお芝居を見ているんですけれども、本当にスクスクと真っすぐに成長して…」と母のような目で北村を見つめる。

北村から「親心が過ぎる」とツッコまれると、「でも、まさか私の好きな人の役になるなんてあのときは思わなかったから…。真っすぐに成長した若手俳優さんなのですごく心強いです」と笑顔を見せた。

これに北村が「3歳くらいしか違わないからね!」と指摘すると、松岡は「でもやっぱり高校1年生と中学1年生って違うじゃない。だから、そのときの彼がまさか脳内彼氏になるとは思わなくて、イチ君でいるときは本当にイチ君だったから、目を合わせられなかったし…。(観客は)素敵なイチ君をこれから見られるので、皆さんぜひイチ君に玉砕してください」とアピールした。

◆石橋杏奈、松岡茉優を絶賛

また、ヨシカの会社の同期で恋愛マスターの月島来留美を演じた石橋は「私がこの作品を見たときに思ったのは、ただただ茉優ちゃんが可愛くて、私も茉優ちゃんに恋をしました」とにっこり。

「この役は茉優ちゃんにしかできないし、ほかの人が演じているのが想像できないくらい茉優ちゃんのものでした」と絶賛し、松岡を照れさせた。

◆松岡茉優、1年を振り返る

また、松岡が今年1年を漢字1文字で表現する企画も行われ、“観”と挙げた松岡は「東京国際映画祭で観客賞をいただいたというのも大きいですし、今まで先輩方が隣で『お客様に届いて、映画は初めて映画になる』と言っていて、意味は分かっても実感はなかったんですけど、初めて大きな箱で客席で見たときに、私が想像していなかったところで笑っていただいたり、泣いてもらったり、お顔は見えなくてもこの映画を感じ取ってくださっているというのが分かりました」と漢字の理由を説明。

「私たちが撮ったのは映像で、皆さまに受け取ってもらって初めて映画になるんだって、身をもって体感しました。皆さまがこれから見ていただくことで、この映画は映画になることができますので、この映像を映画にしてください」と感無量な様子で語った。

◆生歌披露のサプライズ

なおイベントでは、本作の主題歌『ベイビーユー』を書き下ろした渡辺から松岡へ、生歌をサプライズプレゼントする一幕もあり、生歌を聞いた松岡は「抱きしめられた気がしました。最高です!」と目を輝かせた。

さらに、締めのメッセージを求められると、「この映画は短い期間で、少ない人数でタイトに撮った映画なのに、東京国際映画祭という国際的な場で上映できたり、こうやって皆さまに見ていただけたりして、映画ってすごいものなんだなって、主演という立ち位置をもらって、恥ずかしながら初めて感じています。これから日本の映画がもっともっと元気になるように、みんなで頑張っていきたいと思いますので、まずはこの映画で皆さんが元気になってもらいたいです」とコメントし、温かい拍手を浴びた。(modelpress編集部)


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