運命の人と出会いたいと思っている女子が多いように、男子だって運命の人に出会いたいと思っていたりします。「せっかくつきあうなら運命の人と……」おそらく多くの人がこう思っているのでしょう。

しかし運命の人って、そもそもどんな条件の人なのか? 運命という神の啓示のようなものに、条件などあるのか? という問題もあるわけですが。

さて、むずかしいことはさておき、今回は、男子って「運命の女子」のことをこんなふうに考えています、というのをご紹介しましょう。

■恋愛の入り口における「運命の女子」とは?

恋愛の入り口、たとえば合コンに参加したときなどって、「今日会う人のなかに運命の人がいるといいなあ」と、漠然と思ったりしていますよね。

それ、男子も同じです。では男子は、会った人のなかで、どんな人のことを「この女子、おれにとって運命の人であればいいな」と思うのか?

笑顔の女子、かつ、元気がいい女子、ではないかと思います。たったこれだけのこと? と思うかもしれませんが、恋愛の入り口における、男子にとっての運命の女子って、笑顔で、かつ、元気がいい女子です。

なぜなら男子は、男であるというだけで淋しさを抱えており、つねにそれを癒してくれる相手を探しているから。どんなにクールなイケメンにも言えることです。
この適応外なのは、「女子と遊びたいだけの男子」では?

■交際を決めるきっかけとなる「運命の女子」とは?

「この人と交際したい」というときに、男子が言う運命の女子とは?

これは3つあるように思います。下半身がお盛んな男子であれば、「そういう行為」が楽しくできそうな女子のことを、「もしや運命の相手?」と思うでしょう。

下半身がわりと落ち着いており、愛をエッチの側面以外からも見ることができる男子は……たとえば、初恋の相手に顔が似ている女子に運命を感じることがあるそうです。男子の顔の好みって、むかしからわりとワンパターンなので、過去にならか濃い感情を抱いた相手と似た顔の女子に運命を感じることも。もっとも「濃い感情」には、母親も含まれます。

あるいは、「こうありたいと思っている自分」をも理解してくれる女子に運命を感じることがあるそうです。たとえば、今はふつうのサラリーマンだけど、3年後に起業したいと思っている彼であれば、今の彼のみならず「3年後に起業したいと思っている彼」をも認め、理解してあげる、ということです。

このへんは女子も同じでしょう。表向きはいつも明るい女子が、明るいところのみを理解してくれる男子ではなく、「ホントのわたし」というか、暗く悩んでいる自分のことも理解してくれた相手と交際する、というのと同じでしょう。

■交際中に感じる「運命の女子」とは?

交際中に相手に感じる運命とは、すなわち「この人と一生一緒にいたい」ということでしょうか?

であるなら、男子は「この人の前ではもう、おれは見栄を張る必要がない」と思えたら、その相手に運命を感じるということが言えるように思います。

若い男子はとくに、自分に自信がありません。社会に出て10年も経っていないわけだから、自分に対して真に自信などもてるはずがないのです。

だから女子にモテようと思えば、彼は必然的に女子の前で見栄を張ります。金銭的に見栄を張った結果、貯金ゼロの男子だって大勢います。

男子は見栄を張ることに疲れています。だから「この彼女に対しては見栄を張らなくて済む。自分のことを正直に話せる」と思ったら、それは彼があなたに運命を感じている、ということです。

なかには結婚してまでなお、奥さんに見栄を張り続ける男子もいますが、あなたはきっとそういう男子に運命を感じてもらいたくないと思っているでしょうから、このへんの解説は割愛します。

いかがでしょうか。

「運命」という言葉を男子が使うとき、それは、出会い頭に「この女子がおれにとって運命の女子であればいいなあ」と思うところに、その多くが集約されるように思います。男であるがゆえの淋しさを、誰かに癒してもらいたいと思っている、ということです。

真剣に交際する直前のふたりって、お互いに悩みや、どこかしら暗い過去を打ち明けることがありますが、これって男子流に言うなら「おれのことを癒してよ」ということです。口にしないまでも、表情や態度に出さないまでも、そう思っているのではないでしょうか。

だからノリがいいだけのふたりが、ノリだけでつきあったら、すぐに別れちゃうのです。誰の心のなかにも、ノリだけでは決して消えることのない淋しさが宿っているから。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)