【ワシントン時事】米商務省が5日発表した10月の貿易統計(通関ベース)によると、モノの取引に限った対日貿易赤字は前月比32.9%増の64億ドルだった。赤字の多くを占める自動車関連が増え、全体では2カ月ぶりに拡大した。国別の赤字規模は中国、メキシコに続く3番目となり、前月の4位から上がった。

 トランプ大統領は貿易赤字削減を重要な公約に掲げており、先月のアジア歴訪では日本や中国に貿易不均衡是正を要請した。政権として日米の自由貿易協定(FTA)交渉開始にも意欲を示している。

 対日貿易赤字のうち、自動車関連は18.4%増の47億ドルだった。