中国の作業現場でもよく見かける日本のショベルカー。中古も少なくないが、実際に工事に携わる人たちは口をそろえて日本メーカーのショベルカーの品質を高く評価するようだ。中国メディアの今日頭条は1日、日本のショベルカーがいかに優秀であるかを紹介したうえで、日本の建設現場は「話にならないほど」整然としていてきれいだと称賛する記事を掲載した。

 日本の建設機械が世界的に有名で、「先端を行っている」のはなぜだろうか。記事は、国土面積が小さく山が多いなどの地理的要因のおかげで、狭いところや斜面でも活躍できる優秀な建設機械が発展したと分析した。

 記事は、住宅地や道路の建設をはじめとする建設現場で、ショベルカーがどのように活躍しているかを写真入りで紹介。日本のショベルカーは用途に合わせて様々なタイプが開発・販売されている。アームを変えることで、同じ現場で異なる作業をすることもできるうえ、車体を動かさずに360度回転させることができるため、狭い現場での作業にも対応できる。記事は、日本のショベルカーについて「究極の順応性」を備えていると絶賛した。

 記事は同時に、ショベルカーが活躍する作業現場はいずれも非常に整っていてきれいで、「塵ひとつない」ことにも着目。これは現場の衛生、安全性を保つための工夫のおかげだが、現場の周りに柵やネットが張られ、近隣への影響を最小限にしていること、現場には工事名と施工企業名が明記してあること、山道での道路工事では、作業時に両脇の植物を傷つけないようにネットが張られるなど対策が取られており、細部にまで配慮が行き渡っていることに感心している。

 安全と整理整頓は、日本では現場作業において最も強調される点だ。またこれは、日本の建設機械がここまで発展した理由の1つともいえそうだ。中国でも建設機械メーカーは多いが、まだしばらくは日本のショベルカーが活躍しそうである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本の建設現場は「話にならないほど」整然としていてきれいだった=中国報道