通算7度目の竜王を獲得し、史上初の永世7冠の資格を得た将棋の羽生善治2冠=竜王、棋聖=(47)は6日午前、鹿児島県指宿市で取材に応じ、「夢なんじゃないかと思ったが、新聞の記事が目の前にあって、『本当だ、良かった』という思いがあります」と、快挙から一夜明けた喜びを語った。

 前夜は温泉に入ってぐっすり休めたといい、「今回の結果を励みにして、新たに挑戦する気持ちで臨んでいきたい。最近は強い若手棋士が出てきているので、切磋琢磨(せっさたくま)して前進したい」と抱負を語った。

 デビュー後29連勝するなど今年大活躍した藤井聡太四段(15)との対局の可能性にも触れ、「将棋界の歴史を考えると、これだけ年齢が離れていると擦れ違ってしまうこともけっこうある。私自身が頑張りきれるかなというところだと思います」と話した。