ジャズの司令塔ルビオが新人ミッチェルとのコンビで華麗なアリウープを完成

 NBAでパスを出す方向とは別の場所を見ながらプレーする“ノールック”から、アリウープダンクを演出するオシャレなアシストが誕生。かつて「神童」と言われた司令塔の妙技に、海外メディアも「魔法を描いた」と称賛している。

 “極上の一本”が飛び出したのは、4日のユタ・ジャズ-ワシントン・ウィザーズの一戦だ。

 ジャズが45-21と大量リードを奪って迎えた第2クォーター、司令塔のリッキー・ルビオがパスをカットして、相手コートに攻め込む。それに合わせて味方2人が中央を駆け上がり、ルビオは1度、2度と位置を確認しながらボールをコントロール。ドリブルを止め、浮き球のパスを出したが、その送り先は直前まで見ていた2選手ではなかった。

 ノールックでパスを送った先には、大外から新人のドノバン・ミッチェルがトップスピードで登場。豪快なジャンプから空中でボールをキャッチするとそのままダンクを叩き込み、華麗なアリウープが完成した。あまりの鮮やかさに、ベンチにいた選手、そして地元のジャズファンも思わず立ち上がり、大きな拍手と歓声が沸き起こった。

NBA公式ツイッターも動画付きで感嘆「美しいアリウープ」

 NBA公式ツイッターは「ユタで美しいアリウープ…リッキー・ルビオからドノバン・ミッチェルへ」と動画付きで紹介。ルビオの母国であるスペインの地元紙「マルカ」も、「リッキー・ルビオが魔法を描いた」とその華麗さを称えている。

 ルビオは2005年にスペインリーグ史上最年少となる14歳でプロデビュー。“神童”と呼ばれ、これまでオリンピックにも2度出場している。NBA入りした2011-12シーズン以降は、左膝前十字靭帯断裂など故障に悩まされる時期もあったが、変幻自在なドリブルとトリッキーなパスは世界最高峰のリーグであるNBAでもトップレベル。強豪ウィザーズ相手に116-69の大勝に導いたように、さらなる活躍が期待される。

【動画】どこを見ている? NBA公式ツイッターが紹介したルビオの“極上ノールック・アリウープパス”


【動画】どこを見ている? NBA公式ツイッターが紹介したルビオの“極上ノールック・アリウープパス”

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

ユタ・ジャズのリッキー・ルビオ【写真:Getty Images】