文・取材:ロマンシング★嵯峨

 アイドルユニット“でんぱ組.inc”のメンバーであり、大のゲーム好きとして知られ、週刊ファミ通では隔週でコラム“みりん小さじ2杯”を連載している古川未鈴さん。リズムゲームはお気に入りのジャンルのひとつで、セガゲームスの『プロジェクト ディーヴァ』シリーズをかなりやり込んでいるという。

 ファミ通では、シリーズの集大成とも言える『初音ミク プロジェクト ディーヴァ フューチャートーン DX』が2017年11月22日に発売されたことを記念し、古川さんにインタビューを実施。シリーズの魅力や、お気に入りの楽曲やコスチュームについて語っていただいた。


【画像13点】「古川未鈴(でんぱ組.inc)がお気に入りの曲について語りまくる! 『初音ミク プロジェクト ディーヴァ FT DX』発売記念インタビュー」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)

『プロジェクト ディーヴァ』のミクがあらゆるミクの中でいちばん好き



――古川さんが、初音ミクのことを最初に知ったきっかけは何でしたか?

古川ニコニコ動画です。私は初音ミクが生まれる前からニコニコ動画を見ていたのですが、『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』をきっかけにニコニコ動画がすごく盛り上がって、それで知りました。でも、そこからミクに詳しくなったというわけではないんです。

――では、『プロジェクト ディーヴァ』シリーズを遊ぶようになったきっかけは、何だったのですか?

古川私は音ゲーがすごく好きなのですが、当時はまだ音ゲーはアーケードのものというイメージがあったんです。そんなとき、「プレイステーション・ポータブルで初音ミクの音ゲーが出るぞ!」と聞いて。持ち歩けるハードで音ゲーができるって、貴重だと感じたんですね。そこで1作目を購入しました。だから、ミクの曲で知っているのは、ほとんど『プロジェクト ディーヴァ』に入っている曲ですよ! 遊んで気に入った曲を買ったりもしました。

――音ゲー好きの古川さんが考える、『プロジェクト ディーヴァ』シリーズの魅力は、どんなところでしょうか。

古川遊んでみて、何にビックリしたかって、ミクのかわいさです。私は、2次元化した女の子はあまりかわいいと思わないんです。でも、セガさんが作ったミクのモデリングは最高だなと思って(笑)。ふだん、音ゲーをやるときは、曲と譜面のおもしろさだけが評価対象になるんですけど、『プロジェクト ディーヴァ』では、映像のよさとミクのかわいさもポイントになりました。これだけキャラクターが動いているのに、音ゲーを邪魔しないのもすごいです。

――リズムゲームで、キャラクターがここまでフィーチャーされることは、なかなかありませんよね。

古川あらゆるミクの中で、『プロジェクト ディーヴァ』のミクがいちばん好きです。本当に好きです。首の細さがいいですし、その首から肩にかけてのラインがすごくかわいくて。脇の部分も、毎回いいなと思っています! 手の長さのバランスも最高です、すらっとしていてかわいくて。

――さすが、細かいところまでチェックされていますね(笑)。

古川3Dモデルになったキャラクターって、ぎこちなく見えたり、不気味に見えたりしがちだと思うんですけど、ミクはVOCALOIDという設定があるおかげか、この3Dのテイストが合っていて、だからよりかわいく見えるんだろうな、と思います。あと、衣装のきわどさが最高です! ゲームだからこそ、ギリギリを攻められるじゃないですか。

――現実で着るにはちょっときびしい、裾の短い衣装もけっこうあります。

古川でんぱ組.incの衣装もそうとうスカートが短いので、中にはいている短パンがしょっちゅう見えてしまうんですよ(笑)。見えるか見えないかぐらいのバランスを取れるのが、ミクの衣装のいいところだと思います。

――曲や譜面についてはいかがでしょうか?

古川『プロジェクト ディーヴァ』は、ボタンを押すタイミングを、ボーカルに寄せていますよね。だから本当に、誰でもプレイできますし、押し心地がいい。好きな曲を遊んだときの気持ちよさがすごいです。

『フューチャートーン DX』を遊べばぜったいにお気に入りが見つかる

――『フューチャートーン』の収録曲の中で、お気に入りの曲はどれですか?

古川えー、選ぶのは難しいですね! そうですね、『ナイトメア☆パーティーナイト』がめちゃくちゃ好きです。それから『Yellow』。私、このダンスが好きで、踊ってみたことがあります。『トリノコシティ』もめっちゃ好きです。少し跳ねる譜面がいいなと。あとは『裏表ラバーズ』とか、『エンヴィキャットウォーク』とか……。PVが大好きなのは、『ACUTE』。最初に見たときは衝撃を受けました。

――ミク、ルカ、KAITOが、ドロドロした三角関係を表現する曲ですね。

古川表情や仕草、ダンスだけで、ここまで曲を表現できるのはすごいです。

――せっかくなので、PVを観ながら語っていただけますか?(PV観賞モードを再生)

古川カメラアングルがすごいんですよね。そうそう、ここ(2番のサビ)で電話のベルが鳴るじゃないですか。そこが最高なんです。そしてパッとミクが映る! 最高! 多分、ツラい三角関係なんでしょうね。モテるんですよ、悪い男なんですよKAITOは。いま見ても、鳥肌が立ちますね。


――『ACUTE』が最初に収録されたのは、プレイステーション Vitaで発売された『プロジェクト ディーヴァ f』でしたね。

古川そのときも十分キレイだったんですけど、ゲーマーとしては大きい画面でプレイしたいですから、『フューチャートーン』に収録されてうれしいですね。表情やダンスの細かいところもよく見えますし。自分が踊るときも、こういったミクの仕草をイメージすることが多いです。

――でんぱ組.incの活動の影に、『プロジェクト ディーヴァ』の存在が!?

古川本当に影響を受けていると思います! ダンスを練習するときは、頭の中で2次元での見えかたを考えて、「目線がこういう風に動いたらいいな」ってイメージしたりするので。『プロジェクト ディーヴァ』のミクのダンスは、とても参考になります。

――『ACUTE』のほかに、お好きな曲は?

古川いい意味で中二病な曲がいいですね。初音ミクならではの中二病というか、人間が歌うとちょっと違和感があるけど、ミクならハマります。でも、譜面なども含めると、やっぱり、いちばんは『ネガポジ*コンティニューズ』かな。人生の中で印象に残っている曲としても挙げられるくらい、大好きなんです。

――具体的に、どんなところが好きですか?

古川もう、曲もいいし、歌詞もいいし、ムービーもいいし、譜面もいいしで、音ゲーに詰まっているすべての要素がよかったです。この曲ももともと『プロジェクト ディーヴァ f』に入っていて、『Sadistic.Music∞Factory』と合わせて、2大ボス曲のような扱いになっていたじゃないですか。この“2大ボス曲”という形がすごくカッコよくて。どちらの曲もキャラが立っていたし、歯ごたえもあって、フルコンするまでやり込みました。


――『プロジェクト ディーヴァ f』でもかなり歯ごたえがありましたが、『フューチャートーン』の譜面も相当ですよね。

古川本当に難しい! とくに『フューチャートーン』は同時押しが難しくて……正直、HARD止まりかもしれません。でも、『フューチャートーン』は全曲プレイしていますよ。

――全曲はスゴい! ところで、『フューチャートーン』と言えば、曲だけでなく、膨大な数のモジュールを収録していることもポイントですが、どんなモジュールがお好きですか?

古川私は毎回、おススメのモジュールでプレイしています。曲の世界観に合うものがいいので。好きなのは、そうですね……『ワールドイズマイン』のモジュール(シュープリーム)は有名でかわいいなと思いますし、2Pカラーっぽい“P-スタイル”系もいいですよね。それと、私は『ボーダーブレイク』をプレイしていたので、“BBオペレーター”が収録されてうれしいですね。

――では、今回のパッケージ版『フューチャートーン DX』をきっかけにプレイする方に向けて、改めて同作の見どころを語っていただけますか?

古川量がとんでもなくて、これだけいろいろな曲があるので、「私はこの曲が好き」っていう曲が出てくるんですよ。このミクが好き、このPVが好き、みたいな……好きなPVを観て、ひたすら喋るっていうイベントをやりたくなるくらい(笑)。そういう“お気に入り”がぜったいにあるゲームになっているなと思います。『プロジェクト ディーヴァ』シリーズを携帯ゲーム機で遊んでいた方も多かったと思いますが、大きい画面でやるのは最高だと思いますし、ボタンも押しやすくなっていると思うので、ぜひ遊んで、お気に入りのミクちゃんを見つけてください!


古川未鈴さんイチオシのPVのシーンを紹介!


※本インタビューは、週刊ファミ通2017年12月7日号(2017年11月22日)に掲載された内容に、加筆・修正を施した完全版です。

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