「マイティ・ソー」「シンデレラ」の監督を手がけたケネス・ブラナーが、アガサ・クリスティの人気小説の再映画化に挑んだ製作・監督・主演作「オリエント急行殺人事件」を引っさげて来日。日本語吹き替え版で声優を務める草刈正雄、山村紅葉と対面した。

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トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪のラチェット(ジョニー・デップ)が殺害された事件に、名探偵エルキュール・ポアロ(ブラナー)が挑む。ブラナー、デップに加え、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジョシュ・ギャッド、ペネロペ・クルスといった豪華キャストが結集したほか、リドリー・スコットがプロデューサーに名を連ねている。吹き替え版では、草刈がポアロ、山村が乗客のドラゴミロフ公爵夫人(デンチ)に扮するほか、中村悠一、平田広明も参加する。

ブラナーを前にした草刈と山村は、「光栄です。緊張しています」(草刈)、「天才は往々にして難しい方が多いが、フレンドリーで優しく、ますますファンになりました」(山村)と感激の面持ち。日本語吹き替え版を鑑賞したというブラナーは、2人に「素晴らしい演技でした。お2人をはじめ、"日本の命"を与えてくれて感謝しています」と温かな言葉を送った。山村と草刈はそれぞれ、本作を表す言葉として「感」と「動」が書かれた掛け軸を披露。ブラナーは"お墨付き"のあかしとして、ポアロの"ひげ"をモチーフにした特製のハンコを押し、満面の笑みを浮かべた。

ブラナーは、「観客を全員あの列車に乗せて物語を語ることができるよう、ディテールにこだわって作りました。感動させるところがたくさんあり、最後にはサプライズもある。日本の方々も、絶対に反応していただけると思います。最後に泣いたという人もたくさんいたので、日本の方々がそんな反応をしてくれることを期待しています」と日本のファンに呼びかけ、「(出演陣の)素晴らしい演技に、皆さん共感できると思います。ジュディ・デンチも、デイジー・リドリーも、ミシェル・ファイファーも素晴らしい。皮膚の下に悲しみを隠す演技をしている。それは、演技力がなければできないこと。今回集めたキャストは名優ぞろいなので、多くの感情をよく表してくれました」と豪華キャストの仕事ぶりをたたえた。

「オリエント急行殺人事件」は、12月8日から全国公開。

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