日本を訪れる中国人は増加傾向にあり、ますます多くの中国人が日本を訪れるようになっている。訪日と同時に、中国と日本の「違い」や「差」に気が付く中国人もいるようだ。中国メディアの今日頭条は2日、日本社会の優れた点のうち、特に中国社会に取り入れるべき点について紹介している。

 記事はまず、「公共施設のサービス」は学ぶに値すると指摘し、図書館を例に挙げたうえで、日本では外国人でも外国人登録証があれば無料で本を借りることができることを紹介。さらに日本の図書館へは鞄を持って入ることができることに驚きを示した。中国では本屋やスーパー、図書館などに入る際に、窃盗や万引き防止のために入り口で鞄をロッカーなどに預けないといけないことがある。

 次に記事は、「日本人の信用意識の高さ」を挙げた。日本でホテルに宿泊する際にデポジットは必要ないうえに、チェックアウトの際にも「部屋の飲み物などを飲まれましたか?」と聞くだけであることを紹介し、こうした「相手を信頼したサービス」の事例はたくさんあることを紹介した。

 ほかにも「日本の医療体制」を称賛している。記事は、日本では国民皆保険が実現していて、医療費の一部を自己負担するだけで質の高い医療サービスが受けられることを指摘。また、緊急時は救急車を呼べば、週末でも夜でも祝日でも10分以内で救急車が到着するうえ、「救急車の利用は無料である」と驚きを示した。中国では救急車は有料であるうえ、場合によっては料金の前払いを求められ、手持ちがないことを理由に利用を拒絶されるケースも起きている。

 中国経済の発展とともに人びとの生活の質は向上している。だが、人や社会が変化していくには時間が必要だ。日本を訪れた中国人が感じる自国との差は、日本のサービスは「性善説」が基本にあることが理由かもしれない。中国で日本のようなサービスが受けられるときは果たして訪れるのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本を訪れて「差」を認識する中国人、「この差は一体何なんだ」=中国報道