11月26日に放送された『岡田斗司夫ゼミ』にて、パーソナリティの岡田斗司夫氏は、2017年3月に発売されたニンテンドー・スイッチ用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を絶賛し、その魅力を語りました。

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オタキング、ゼルダにハマってるってよ

岡田:
 このあいだ、ニンテンドー・スイッチを偶然買えたんですけど、一緒に『スーパーマリオ・オデッセイ』を買って、さらにそれ以外にもダウンロードでソフトを何本か買いました。でも結局、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』しかプレイしていないんですね。

 最初にやった時、面白いというよりは、「なんだこれ、わかんない」と思いながらも風景が綺麗だからという理由でやっていたんですけど、気がつけば毎日14時間やっていました。59歳が1日14時間ゲームをするのは、なかなかキツいです(笑)。

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に感じるすごさについて、普段あんまりゲームをやらない僕が久し振りにプレイしたからこんなにすごく感じるのか? それとも、ゲームをやりこんでいる人も僕と同じようにすごいと感じているのかなと気になったので、評価についていろいろ調べたら、よく言われていたのが、とにかく圧倒的に景色が美しいということなんですね。

 そう言われてみると、たしかにポリゴン数は案外少ないんだけれども、光源処理が上手いからずっと見ていられる。特に夕焼けとか、だんだんと夜が明けて朝が来る時のあの感じ。

 ゲーム内で、ずっと時間が流れていって、夜しか出ない強いモンスターたちと渋々闘いながら、夜が明けて、鳥の声が周りから聞こえてきた朝の、ホッとした感じというのがすごいんです。

とにかく「その場にいる」という感覚がすごい!

岡田:
 あとは、天候。例えば、雨が降っている時は、山道を登ろうとしても滑って上手く登れなくなるんです。僕も山登りをしている最中に雨がザーッと降ってくることがあると、少しでも動くと滑り落ちてしまうので、一か所に留まるしかなくなるんですよ。

 ゲームの中には"天気予報"という表示があって、それを見ると次の日は晴れと書いてあるから、それを信じてずっと待っているんですけど、昼の12時から翌朝の6時とかまで、一か所でじっとしているしかない。

 まあ、ゲーム内での時間なので、実際に何時間も待っているわけではないですが、そんな時は、もう周囲の景色を見ているしかできないんです。

 雨の中、山の中腹で空を見上げていると、ただ雨雲が流れているだけだけど、だんだんと雲の切れ目から星空が見えてきて、星が見えてきたと思ったら、雨もおさまってくる。

 そこから少し待っていると、空が明るくなってきて、完全に雨が止む。そして日が昇って、周りの岩肌が乾きだすと、やっと上に登れるようになってくる。

岡田:
 今回の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』って、「その世界にいる感じ」という意味でのリアリティが、すごいんです。グラフィックは、ポリゴン数がそんなに多くないので、たぶん今発売されているPS4のゲームとかの方が綺麗だと思うんですけど、その場にいる感覚だけは、とにかくすごいんですよ。

 そして、そんな綺麗な風景の中で、ほぼ無限に何でもできる。水があるところを突っ切って行こうとした場合でも、浅瀬だったら走って渡れるし、深くなってきた場合でも、泳いで渡れる。こういう現実世界では当たり前にできることが、ゼルダの世界の中でも、すべて行える。

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