東村アキコの人気漫画をフジテレビの月9枠でドラマ化する「海月姫」で、俳優の瀬戸康史が、物語のカギとなる女装美男子役を務めることが明らかになった。

 原作は累計発行部数440万部を突破するラブコメディー。筋金入りの“クラゲオタク”で、男子禁制の共同アパートで暮らす主人公・倉下月海(くらした つきみ)が、ファッション好きな女装美男子・鯉淵蔵之介(こいぶち くらのすけ)と、蔵之介の弟で童貞エリートの鯉淵修(こいぶち しゅう)と出会い、予期せぬ三角関係を繰り広げる。

 2014年には、能年玲奈(現・のん)主演で映画化。菅田将暉が蔵之介を演じ、美しい女装姿が話題になった。今回のドラマで月海を演じるのは、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の芳根京子。相手役となる新たな女装男子を誰が演じるのか、ファンの間でも話題になっていた。

 映画『ミックス。』『ナラタージュ』など話題作への出演が続く瀬戸だが、月9ドラマ参加は初。何度も衣装・メーク合わせを行い、女子と見まがうビジュアルに挑んでおり、「お話をいただいてから女子力を磨き続けています。そのおかげもあってか、今は女装をすることに、まったく抵抗がありません(笑)。しかし、役者として当たり前のことなので、自分の顔にあったメークの仕方や立ち居振る舞い、毛の処理など…ベストを尽くして撮影にのぞみます!」と語る。

 さらに「蔵之介が女装をするのはファッションに興味があるというのはありますが、実の母を感じたいのだと思います。そして、さまざまなしがらみから抜け出せ、嫌なことも忘れられ、自分を解放できる“自分が自分らしくいられる場所”をいつも探しているのではないでしょうか。僕も親友といる時は似たような感覚になります。そんな複雑な心境も透けて見えるよう演じていきたいと思います」と分析。身も心も蔵之介になりきる。

 原作者の東村は「瀬戸くんが蔵之介役と聞いたときには、“えっ…蔵子やってくれるの!? ありがてええええ!!!!!!”とアシスタントさんとみんなで感謝感謝でした。瀬戸くんの女装、本当に可愛いと思います! 期待大です!!」とその美しさに太鼓判。編成企画の渡辺恒也も「女装姿の瀬戸さんにはスタッフ一同、目を奪われて一瞬そこにいるのが瀬戸さんと分からなくなるほどの完成度の高さです」と自信をのぞかせている。(編集部・入倉功一)

ドラマ「海月姫」は2018年1月スタート(毎週月曜21時~)

原作者も感謝の美しさ! 女装美男子を演じる瀬戸康史 - (C)フジテレビ